TOP > 技術シーズ検索 > 新規ルテニウム系触媒およびそれを用いた1,1-ジチオ-1-アルケンの製造方法

新規ルテニウム系触媒およびそれを用いた1,1-ジチオ-1-アルケンの製造方法

シーズコード S120008727
掲載日 2012年2月9日
研究者
  • 近藤 輝幸
  • 福田 崇
  • 和田 健司
  • 光藤 武明
技術名称 新規ルテニウム系触媒およびそれを用いた1,1-ジチオ-1-アルケンの製造方法
技術概要 ルテニウム系触媒は、式(I)で示す錯体に、式(II)で示す配位子を加えて得られる式(III)で示すものである。式(I)中、Cp*はペンタメチルシクロペンタジエニル、Xは塩素基、臭素基、ヨウ素基またはヒドリド基、codは1,5-シクロオクタジエンを示し、式(II)中、RおよびRは、水素、または4、5員環または6員環を形成するものでもよく、RおよびRは同一または異なって、水素、アルキル基、アリール基、ハロゲン基、アルコキシ基、メチルチオ基、アミノ基である。式(II)で示す配位子は、2,2’-ビピリジン、1や10-フェナントロリンが好ましい。他方、1,1-ジチオ-1-アルケンの製造方法は、前記ルテニウム系触媒、およびルテニウム上の配位子X基の交換可能な化合物の存在下の溶媒中にて、末端がアルキン基のアルキン類とジスルフィド類とを反応させて達成できる。ルテニウム上の配位子X基の交換を可能とする化合物としては、ヘキサフルオロリン酸ナトリウム、ヘキサフルオロリン酸アンモニウムなどが挙げられる。また、前記溶媒としては、プロパノール、ブタノールが効果的である。
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

thum_2007-288167_1.GIF thum_2007-288167_2.GIF thum_2007-288167_3.GIF
研究分野
  • 触媒操作
  • 反応操作(単位反応)
  • 白金族元素の錯体
展開可能なシーズ 末端アルキンへのジスルフィド類の高選択的1,1-付加反応を可能とする触媒およびその触媒を用いることによる1,1-ジチオ-1-アルケンの製造方法を提供する。
本触媒はルテニウム系触媒であり、副生成物を生じることなく、原子効率100%で高選択的かつ高収率で、1,1-ジチオ-1-アルケンを合成することができる。さらに、触媒の使用後は、回収・再利用が可能と考えられ、非常に有用な触媒である。
用途利用分野 ルテニウム系触媒、ジスルフィド類付加反応触媒、アルケン類合成触媒、医薬中間体合成触媒
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人京都大学, . 近藤 輝幸, 福田 崇, 和田 健司, 光藤 武明, . 新規ルテニウム系触媒およびそれを用いた1,1-ジチオ-1-アルケンの製造方法. 特開2008-155201. 2008-07-10
  • B01J  31/22     
  • C07C 319/14     
  • C07C 321/28     
  • C07C 323/20     
  • C07C 323/09     
  • C07C 323/62     

PAGE TOP