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異常型プリオン蛋白質の濃縮方法、および除去方法

シーズコード S120008753
掲載日 2012年2月10日
研究者
  • 堂 浦 克 美
  • 照 屋 健 太
  • 竹 中 繁 織
  • 大 塚 圭 一
技術名称 異常型プリオン蛋白質の濃縮方法、および除去方法
技術概要 体液及び/又は生体組織破壊物を含む液体状の検体をpH5.5~10.5に調整し、ケイ素、アルミニウム、ジルコニウム、チタン、モリブデン、タングステンから選ばれる元素の酸化物や複合酸化物、等から選ばれる酸化物を加え混合した後、酸化物が沈殿して得られた沈殿物上に濃縮させる。そして、検体に、異常型プリオン蛋白質を含まない尿を、尿の混合割合が20~90%(容量)となるように加え、また、検体は、脳脊髄液、尿、血液から選ぶ。さらに、検体は、前記pH範囲に調整される前に蛋白質分解する。そして、酸化物は、検体1mLに対し0.5ng~1000mg加え、また、沈殿物は、酸化物を加え混合された後、遠心処理により分離する。また、異常型プリオン蛋白質の除去方法は、体液及び/又は生体組織破壊物を含む液体状の検体を、異常型プリオン蛋白質の濃縮方法により得た沈殿物を分離除去する。酸化物はカラムに充填し、カラムの上から検体を含む溶液を流す。
研究分野
  • 神経系の診断
展開可能なシーズ 異常型プリオン蛋白質は、正常型プリオン蛋白質の立体構造変異体であり、正常型プリオン蛋白質が異常型に変化することにより生理的な代謝経路から外れて、神経系への蓄積と神経細胞死を起し、牛の牛海綿状脳症、人のクロイツフェルト・ヤコブ病など、プリオン病の病原体となると考えられている。牛は食肉以外に、牛乳、ゼラチン、コラーゲンなど様々な用途に用いられており、これらを原材料として作られた製品の安全性を確認するために発症早期あるいは発症前診断の開発が急がれている。異常型プリオン蛋白質を迅速、簡便かつ高効率に濃縮する方法を提供し、また迅速、簡便に生体試料から異常型プリオン蛋白質を除去する方法を提供する。
生体組織破壊物から異常型プリオン蛋白質が濃縮でき、精度の高い分析が可能となりプリオン病診断に応用でき、同時に体液や生体組織破壊物を含む液体状の検体から異常型プリオン蛋白質を除去するのに役立つ。
用途利用分野 異常型プリオン蛋白質濃縮装置、異常型プリオン蛋白質除去装置
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人東北大学, 国立大学法人九州工業大学, . 堂 浦 克 美, 照 屋 健 太, 竹 中 繁 織, 大 塚 圭 一, . 異常型プリオン蛋白質の濃縮方法、および除去方法. 特開2007-248256. 2007-09-27
  • G01N  33/53     
  • G01N  33/48     
  • C07K  14/47     
  • C07K   1/30     

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