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非破壊検査方法及び装置

シーズコード S120008754
掲載日 2012年2月10日
研究者
  • 小森 望充
技術名称 非破壊検査方法及び装置
技術概要 鉄筋が配置されていると推測される位置の近辺から、着磁磁場を印加して鉄筋の着磁を行い、磁束分布を計測し、この磁束分布から鉄筋の配置を確認する。つぎに、確認された鉄筋に対して直交方向から着磁を行い、磁束分布を計測する。この磁束分布に基づいて、鉄筋の腐食状態を解析する。すなわち、この着磁装置の着磁コイルの真上には、構造物(仮想コンクリート)内の鉄筋を、その両側で非磁性材の支柱によって支持する。着磁電源は、構造物内の鉄筋を磁化させるのに十分な直流電流(パルス電流)を流すことができるものとする。ホールセンサで、着磁時の印加磁場を測り、着磁コイルから発生した磁場を計測する。構造物内にある鉄筋の位置を特定する方法は、以下のように求める。Y方向の磁束密度は、Z軸を境として反転するため、反転するところが鉄筋の直上であるとみなせる。この真上の位置を基準として、Y方向にyだけ離れた測定点Pで、磁束のY成分By及び磁束のZ成分Bzを測定する。それらの合成方向の逆方向に鉄筋が存在する。磁束のY成分とZ成分のtanθを計算し、それに鉄筋直上からの距離yを掛けることで鉄筋の深さdを求める。
画像

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研究分野
  • 建築物の維持・管理
  • 非破壊試験
展開可能なシーズ 土木・建築分野(建設業界)において、トンネル、橋梁、ビルなどのコンクリート構造物内の腐食した鉄筋の位置やその程度を知ることは、メンテナンスの関係上非常に重要である。コンクリート、断熱材、又は保護材料などの非磁性材構造物内部の鉄筋、配管などの磁性材を着磁させ、その磁束分布を解析することで、複数の鉄筋または配管が平行に配置された場合や格子状に配置された場合にも、それらの深さ、腐食状況、破断状況を評価する。
複数本の鉄筋や複数本の配管の深さ、腐食状況、破断状況などが非破壊で評価できるので、経費節減など経済効果は非常に大きい。これにより、土木・建築分野(建設業界)において、構造物内の鉄筋などの検査が簡単に出来、トンネル、橋梁、ビルなどのメンテナンス時期を評価可能となる。また、配管(パイプ)が断熱材や保護材料で厚く覆われている場合も、断熱材や保護材料を剥離しないで配管の腐食を検査したり、地中の配管などを掘り起こさないで検査することが可能となる。
用途利用分野 着磁コイル、非破壊検査装置
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人九州工業大学, . 小森 望充, . 非破壊検査方法及び装置. 特開2007-292572. 2007-11-08
  • G01N  27/72     

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