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真空アーク放電発生方法

シーズコード S120008760
掲載日 2012年2月10日
研究者
  • 豊田 和弘
  • 趙 孟佑
  • 坂本 裕太
技術名称 真空アーク放電発生方法
技術概要 真空アーク放電発生方法は、真空雰囲気即ち真空環境を模擬した真空チャンバ1内の真空中に、太陽電池アレイ等の電気機器の誘電体の試験試料のクーポン2を配設し、クーポン2に2本の針電極5を間接的/直接的に強制的に接触させ、針電極5間に電源4から供給される電力を昇圧器7によって昇圧した高電圧パルスを印加し、針電極5間に印加された高電圧パルスによって針電極5間にクーポン2の表面に沿って沿面放電を発生させ、沿面放電によってその領域にプラズマを発生させる。次いで、プラズマを通じてクーポン2と真空チャンバ1の壁との間で短絡させ、誘電体のクーポン2に真空アーク放電を誘発させる。この時に、針電極5は、例えば、その径が0.2mm程度である。また、2本の針電極5は、予め決められた所定の距離、例えば、0.1mm程度に隔置状態に保持して針電極5同士が接触しないように設置する。
画像

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研究分野
  • 太陽電池
展開可能なシーズ 人工衛星等の宇宙機では、大電力を必要とし、使用する電力は高電圧化している。太陽電池アレイの放電による事故を防ぐため、太陽電池アレイに対して発生する放電現象、その影響等の地上試験を行っている。太陽電池アレイ等の電気機器の誘電体に対して真空アーク放電を発生させるために、誘電体の予め決められた所定の場所で所定の時間に放電を発生させ、誘電体に与える放電影響、誘電体の放電の発生し易い領域、誘電体に対して帯電し易い領域を検出すると共に、放電試験を迅速に短時間で且つ安価に達成でき、また、それらの情報に伴って誘電体の構造を改良する情報を確保することができる真空アーク放電発生方法を提供する。
太陽電池アレイ等の電気機器の誘電体に対して、真空アーク放電を発生させるための電子ビーム、プラズマ銃等の大掛かりな装置を必要とせず、誘電体の予め決められた所定の場所、所定の時間に短時間に且つ安価に真空アーク放電を発生させ、誘電体に与える放電影響等の情報を検出し、その情報に基づいて太陽電池アレイ等の電気機器の改良に寄与させることができる。
用途利用分野 真空アーク放電発生装置、太陽電池アレイ
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人九州工業大学, . 豊田 和弘, 趙 孟佑, 坂本 裕太, . 真空アーク放電発生方法. 特開2008-210733. 2008-09-11
  • H05H   1/54     

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