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動的階層構造の解析方法とその装置

シーズコード S120008785
掲載日 2012年2月15日
研究者
  • 八木 駿郎
  • グン チェンピン
  • 長田 義仁
  • 武貞 正樹
技術名称 動的階層構造の解析方法とその装置
技術概要 可視光による光散乱分光法と時間分解分光法との併用によって不均一複雑系物質の熱ゆらぎのスペクトルをそれぞれ観測し、得られたスペクトルデータに対して、不均一複雑系物質の静電動的感受率における全体の緩和過程は動的階層に対応する複数の緩和過程の重ね合わせよりなり、且つ各緩和過程はそれぞれ特徴的な緩和時間を有するとともに各緩和過程はそれぞれ単一の指数関数により表すことができるというモデルを適用する。各緩和過程が有する緩和時間を求めることにより、不均一複雑系物質の動的階層構造を静電動的感受率の振動数依存性として解析する。1Hz~1013Hzに及ぶ広帯域でスペクトルを観測し、不均一複雑系物質の動的階層構造を解析する。また、不均一複雑系物質に吸収端を持たない可視レーザー光をプローブとする。処理装置10は、時間分解分光部、光散乱分光部からのスペクトル観測データ等を入力する入力部11と、各種演算処理(解析処理)を行う処理部12と、制御プログラムが格納された主記憶装置であるメモリ13と、各種データを記憶するHDD装置等の記憶部14と、解析したデータを出力あるいは表示する出力部15を備える。
画像

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研究分野
  • 電子分光法
展開可能なシーズ 生体代替物質等のソフトマテリアルにおける新規物性の開拓は、時代の要請により緊急かつ重要な課題であるが、ソフトマテリアルは一般にその構造を原子の空間座標で記述することが困難な不均一な複雑系物質である。高分子ゲル等の複雑系物質の動的構造(動的感受率)の解析のための周波数依存誘電感受率の測定方法の問題点を解消し、電極接着の影響を受けることなく、物質起源の高振動数領域での高い感度をもって広い範囲で複雑系の動的構造を解析することのできる手段を提供する。
不均一複雑系物質の動的階層構造を静電動的感受率の振動数依存性として解析するようにしたため、可視光をプローブとして非接触で、不均一複雑系物質の動的構造を広いダイナミックレンジで階層性として解析可能となり、これによって、新規な不均一複雑系物質としてのソフトマテリアルの創製がその物性、構造の高精度での計測に基づくものとして大きく進展されることになる。
用途利用分野 動的階層構造解析装置
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 学校法人北海道大学, . 八木 駿郎, グン チェンピン, 長田 義仁, 武貞 正樹, . 動的階層構造の解析方法とその装置. 特開2007-040807. 2007-02-15
  • G01N  21/27     

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