TOP > 技術シーズ検索 > 標的遺伝子を含む種子を判定する方法

標的遺伝子を含む種子を判定する方法

シーズコード S120008907
掲載日 2012年2月17日
研究者
  • 梶原 英之
技術名称 標的遺伝子を含む種子を判定する方法
技術概要 米、大麦などの種子を粉砕することなしに緩衝液などの溶媒と混合し、種子を溶媒から分離して、種子由来の核酸を含有する抽出液を得て、抽出液に含まれる核酸を、標的遺伝子の配列を含む30~100塩基長の少なくとも1種の酵素切断部位を含む二本鎖核酸を増幅し得るポリメラーゼ連鎖反応(PCR)法などによる核酸増幅反応に供して、種子が標的遺伝子を含む場合には、二本鎖核酸増幅物を得て、核酸増幅反応後の溶液を、酵素切断部位に対応する酵素で処理して、種子が標的遺伝子を含む場合には、二本鎖核酸断片を得て、酵素で処理した溶液を変性処理して、種子が標的遺伝子を含む場合には、一本鎖核酸断片を得て、変性処理後の溶液から、マトリックス支援レーザー脱離イオン化飛行時間型質量分析計(MALDI-TOF-MS)などの質量分析計により、一本鎖核酸断片を検出する、標的遺伝子を含む種子を判定する方法である。核酸増幅反応は、二本鎖核酸を増幅することができる少なくとも一組のプライマーセットを用いて行われる反応であり、酵素切断部位がプライマーセットにおける少なくとも一方のプライマーの配列、又はそれと相補的な配列の中に位置するものである。
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

thum_2008-201934.GIF
研究分野
  • 遺伝子の複製
  • 生化学的分析法
  • 質量分析
展開可能なシーズ 従前の判定方法と比べて、工程時間が短く、かつ作業効率に優れた標的遺伝子を含む種子を判定する方法を提供する。また、この方法を用いることにより、アレルゲン特異的T細胞エピトープをコードする遺伝子を標的遺伝子として、被験種子が花粉症緩和作物か否かを従前の判定方法と比べて効率よく判定することができる方法を提供する。
迅速かつ簡便に種子に含まれる標的遺伝子を検出することができる。増幅すべき核酸増幅物の塩基長が30~100塩基長と短いために、核酸増幅反応が40~50分で完了する。質量分析計を利用する場合、酵素処理と質量分析が20分程度で完了する。この場合、ゲノムDNAの回収から標的遺伝子の検出までを、60~70分程度で実施することができる。したがって、4~6時間を要した従前の方法と比べて、非常に短時間で実施することができる。種子を破砕する工程を含まないことから、抽出液の作製から核酸増幅反応まで、溶液を移し替えることなく一つの反応系内(例えば、一つのチューブ内)で実施することができ、構成が簡便であることから、自動化も期待できる。
用途利用分野 標的遺伝子含有種子判定用試薬、標的遺伝子含有種子判定キット、標的遺伝子含有種子判定システム
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, . 梶原 英之, . 標的遺伝子を含む種子を判定する方法. 特開2010-035482. 2010-02-18
  • C12Q   1/68     
  • C12N  15/09     

PAGE TOP