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植物細胞壁成分から変換されたα-グルカンを保持する菌体の製造方法

シーズコード S120008910
掲載日 2012年2月17日
研究者
  • 徳安 健
  • 張 子蓮
技術名称 植物細胞壁成分から変換されたα-グルカンを保持する菌体の製造方法
技術概要 植物細胞壁成分を、酸もしくは酵素で処理することによって単糖に加水分解し、この単糖を含有する培養液中で、単糖をα-グルカンに変換し保持する特定の細菌、特には、Enterobacter cancerogenus(エンテロバクター・キャンセロゲナス)S24(FERM P-21598)株、Arthrobacter sp.(アルスロバクター・エスピー)4P-01-A1(FERM P-21807)株、またはSporosarcina sp.(スポロサルシナ・エスピー)N52(FERM P-21808)株、あるいはそれらの変異株、を培養して、単糖を資化させることにより、細菌の菌体乾燥重量あたり10%以上の’大量の’α-グルカンを、細菌の菌体内に蓄積させる。すなわち、植物細胞壁成分は、ヘミセルロース、ペクチンあるいはキシランを主成分とするものである。また、α-グルカンは、グリコーゲンを主成分とするものである。α-グルカンを保持する菌体を破壊した後、α-アミラーゼなどの酵素で処理するか、希酸を用いて60℃以上の温度で処理することによって、グルコースを製造し、エタノール発酵の原料として用いるものである。
画像

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研究分野
  • 微生物代謝産物の生産
  • 生物燃料及び廃棄物燃料
展開可能なシーズ 植物細胞壁成分を加水分解することで得られる低利用性の単糖を資化させて、α-グルカンとして’大量に’蓄積させた細菌の菌体を製造する方法を提供する。
植物細胞壁成分を加水分解することで得られる’低利用性’の単糖を資化させて、α-グルカンとして’大量に’蓄積させた細菌の菌体を製造すること、を可能とする。次に、植物細胞壁成分を加水分解することで得られる、’低利用性’の単糖からなる加水分解物を資化させて、α-グルカンとして’大量に’蓄積させた細菌の菌体を製造すること、を可能とする。また、植物細胞壁成分からグルコースに製造することを可能とし、さらには、植物細胞壁成分からエタノールを製造することを可能とする。さらに、エタノール発酵後の廃液の有機物を分解して廃液のBODを低下させながら、有用性の高いグルカン保持菌体を固液分離により回収できる。さらにまた、廃液処理工程、特に活性汚泥処理工程の一部として、BODを低下させながら、グルカン保持菌体を得ることが可能となる。
用途利用分野 グルコース、エタノール、食料、飼料、微生物栄養源
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, . 徳安 健, 張 子蓮, . 植物細胞壁成分から変換されたα-グルカンを保持する菌体の製造方法. 特開2010-035553. 2010-02-18
  • C12N   1/20     
  • C12P  19/02     
  • C12P   7/06     
  • C07H   1/08     
  • C07H   3/02     

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