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シクロオレフィンの製造方法およびそれに用いる選択的水素化触媒

シーズコード S120008949
掲載日 2012年2月20日
研究者
  • 飯塚 泰雄
  • 玉井 敏雄
  • 林 利生
  • 奥田 一平
  • 春田 正毅
技術名称 シクロオレフィンの製造方法およびそれに用いる選択的水素化触媒
技術概要 単環芳香族炭化水素を触媒の存在下に部分水素化してシクロオレフィンを製造する方法において、触媒として金触媒を用い、単環芳香族炭化水素がベンゼンであり、シクロオレフィンがシクロヘキセンである。単環芳香族炭化水素の部分水素化は、単環芳香族炭化水素溶液中に触媒を懸濁させ水素加圧下で行われる、或いは気体状の単環芳香族炭化水素と水素ガスを金触媒と接触させることにより行われる。また、金触媒が金微粒子であり、金触媒が、金属酸化物担体に金微粒子が担持された触媒であり、金触媒において、金が金属酸化物担体に対し0.01重量%~50重量%担持されている。また、担体の金属酸化物が、3族、4族、5族、6族、7族、8族、9族、10族、11族、12族、13族、14族金属の少なくとも1種からなる金属の酸化物又は水酸化物であり、3族、4族、5族、6族、7族、8族、9族、10族、11族、12族、13族、14族金属がチタン、ジルコニウム、バナジウム、ニオブ、タンタル、クロム、モリブデン、タングステン、マンガン、鉄、コバルト、ニッケル、銅、亜鉛、アルミニウム、ケイ素、スズ、及びセリウム、ランタンである。
画像

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研究分野
  • 芳香族単環炭化水素
  • 単環脂環式化合物一般
展開可能なシーズ 環芳香族炭化水素の部分水素化によりベンゼンを部分水素化してシクロヘキセンを製造する方法においては、希少資源であり、高価であるルテニウム触媒が用いられているが、これを用いることなくシクロオレフィンを製造する方法が望まれる。そこで、単環芳香族炭化水素を部分水素化することによりシクロオレフィンを製造する際、ルテニウム触媒を用いることなく、かつシンプルな系、シンプルなプロセス条件で、高選択率でシクロオレフィンを製造する方法を提供する。
触媒として用いられる金は、ルテニウムに比べると安価で、ルテニウムほどの希少金属ではないので、シクロオレフィンを安価に、また希少金属を用いることなく製造することができる。単環芳香族炭化水素を液相又は気相で直接触媒に接触させるのみで部分水素化を高選択率で行うことができるので、よりシンプルな系及び制御によりシクロオレフィンを高選択率で製造することができる。この方法によるシクロオレフィンは種々の化合物の合成中間体として有用であり、特にシクロヘキセンは、ポリアミド樹脂のナイロン66やナイロン6の原料であるアジビン酸の合成中間体として有用である。
用途利用分野 シクロヘキセン
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 公立大学法人首都大学東京, . 飯塚 泰雄, 玉井 敏雄, 林 利生, 奥田 一平, 春田 正毅, . シクロオレフィンの製造方法およびそれに用いる選択的水素化触媒. 特開2010-189332. 2010-09-02
  • C07C   5/11     
  • B01J  23/52     
  • B01J  23/66     
  • C07C  13/20     
  • C07B  61/00     

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