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ガンの中性子捕捉療法を可能とする架橋型ホウ素内包ミセル

シーズコード S120008961
掲載日 2012年2月20日
研究者
  • 長崎 幸夫
  • 角谷 省吾
  • 大石 基
技術名称 ガンの中性子捕捉療法を可能とする架橋型ホウ素内包ミセル
技術概要 このポリマーコンジュゲートは、1分子のホウ素化合物が2分子の親-疎水型ブロックコポリマーと共有結合を介して架橋した構造を少なくとも1つは含んでなり、かつ、このホウ素化合物は重合性官能基を2つ有する二官能性であり、この親-疎水型ブロックコポリマーはその疎水性ブロックの末端に重合性官能基を有し、共有結合はこのホウ素化合物の重合性官能基とこのブロックコポリマーの重合性官能基相互の重合反応により形成されたものである。これは、生分解性を有する疎水性ポリマーセグメントの末端に重合性官能基を導入した親-疎水型ブロックコポリマーを水中でミセル化し、重合性官能基を2つ有する疎水性のホウ素化合物(架橋剤として働く)をミセル内核に内包させ、次いで重合させることにより、ホウ素化合物の漏れ出しを抑制し、血中において高い安定性を有する架橋型ホウ素内包高分子ミセルを極めて効率よく提供できることを見出したことに基づいている。
画像

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研究分野
  • 放射線を利用した治療
  • 腫ようの放射線療法
展開可能なシーズ 高い分散性を持ち、ホウ素化合物の漏れ出しを抑制し体内の標的組織、例えば、ガン組織へホウ素化合物を高濃度で集積させルことが可能であり、かつ、高い生体適合性及び生分解性を有する架橋型ホウ素内包高分子ミセルを提供する。
1)ナノサイズでかつ外殻に水溶性高分子を有していることから、高い生体適合性を有する。2)ミセル内核がホウ素化合物によって架橋されていることから、血液中にてポリマーの解離、ホウ素化合物の漏れ出しが引き起こされない。3)内核がホウ素化合物を架橋点とした生分解性高分子により構築されることから、治療後は体内に残留することなく排泄される。
用途利用分野 中性子捕捉療法剤、中性子治療システム、医薬品製造システム
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人 筑波大学, . 長崎 幸夫, 角谷 省吾, 大石 基, . ガンの中性子捕捉療法を可能とする架橋型ホウ素内包ミセル. 特開2011-063562. 2011-03-31
  • A61K  51/00     
  • C07F   5/02     
  • A61K   9/107    
  • A61K  47/34     
  • A61K  31/69     
  • A61P  35/00     

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