TOP > 技術シーズ検索 > 秘密鍵共有通信システム及び通信方法

秘密鍵共有通信システム及び通信方法

シーズコード S120008997
掲載日 2012年2月22日
研究者
  • 大平 孝
  • 成田 譲二
  • 長谷川 拓
技術名称 秘密鍵共有通信システム及び通信方法
技術概要 可変指向性アンテナを用いた秘密鍵共有方式において、雑音耐性と盗聴耐性を包括的に高めるためには、まず、アンテナへ付与する好適な指向性のセットを特定する必要がある。これに対し、予め定められた複数の指向性からなる第1の指向性セットと第1の指向性セットとは異なる複数の指向性からなる第2の指向性セットについて好適な指向性セットを探索したところ、指向性セットは通信環境、特に送信電力対雑音電力比(SNR)に依存することを見出した。即ち、第1のSNRに対しては第1の指向性セットが好適であり、第2のSNRに対して第2の指向性セットが好適な場合があるという知見に基づきこの発明は完成された。すなわち、本発明は、第1の無線装置1と第2の無線装置100の少なくとも一方に備えられる可変指向性アンテナ3と、アンテナ3について第1の指向性セット、及び第2の指向性セットを保存する指向性セット保存部21と、第1の無線装置1と第2の無線装置100との通信環境を参照して指向性セット保存部21から第1又は第2の指向性セットを選択し、可変指向性アンテナ3の指向性を変更する指向性制御部20とを備える。
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

thum_2009-005563.gif
研究分野
  • 通信方式一般
展開可能なシーズ 秘密鍵共有通信システムにおいて、一方の無線装置から他方の無線装置へデータを送信したとき、前者で測定したRSSI履歴に基づいて生成された秘密鍵は、後者で測定したRSSI履歴に基づいて生成された秘密鍵と同じになる。このように、伝送路特性を用いて秘密鍵を生成する方法は2つの無線装置間で、情報を送信せずに電波を相互に送受信するだけで同じ秘密鍵を共有することができる。しかし、要求される雑音耐性と盗聴耐性にはトレードオフの関係がある。本発明は、雑音耐性と盗聴耐性を包括的に高め、秘密鍵の不一致の低減及び盗聴を抑制可能とすることを目的とする。
本発明による最適な指向性セットを用いた場合、従来方式よりも送信電力対雑音電力比が低く抑えられ、単一セットを用いる場合よりも平均して1dB程度高くなる。また単一セットを用いる場合では送信電力を上げていっても秘匿条件付相互情報量のフロアが0.77程度までしか上がらないのに対し、最適指向性セットを選択する場合にはフロアが0.83程度まで上がる。この結果、雑音耐性と盗聴耐性を包括的に高められる。
用途利用分野 秘密鍵共有通信システム
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人豊橋技術科学大学, . 大平 孝, 成田 譲二, 長谷川 拓, . 秘密鍵共有通信システム及び通信方法. 特開2010-166210. 2010-07-29
  • H04W  88/02     
  • H04L   9/08     
  • H04W  12/04     
  • H04W  24/06     
  • H04B   7/10     

PAGE TOP