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永久磁石の着磁方法

シーズコード S120009041
掲載日 2012年2月23日
研究者
  • 岡 徹雄
技術名称 永久磁石の着磁方法
技術概要 2つの超伝導バルク磁石10a,10bをこれらの軸線Xを結んで同極を対向させて配置して軸線Xと直交する面内に磁場Bを発生させるとともに、リング磁石1をその中心軸が軸線Xと略一致するように配置して磁場Bをリング磁石1のラジアル方向に印加する。冷凍機11a,11bにより、超伝導バルク磁石10a,10bを冷却する。このとき、真空容器13a、13bの内部を減圧することによって、冷凍機11a,11bの冷却部12a,12bと超伝導バルク磁石10a,10bを外部と断熱状態にする。ここで、超伝導バルク磁石10a,10bが超伝導状態になる前に、超伝導コイルマグネットによって、例えば5Tの磁場を印加する。この磁場を印加したまま約30~35Kまで冷却を続け、超伝導バルク磁石10a,10bを超伝導状態とする。超伝導バルク磁石10a,10bは、磁場中で冷却されることで与えられた磁場を捕捉するため、超伝導コイルマグネットの磁場を取り去っても、磁場を発生し続ける。5Tに励磁された超伝導バルク磁石10a,10bにより、真空容器13a,13bの外部には3T~6Tの静的な強磁場が発生する。
画像

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研究分野
  • 磁性材料
展開可能なシーズ 強磁場を十分に行き渡らせて強い磁石を作ることができ、多極に着磁をする場合には急峻な反転ができ、励磁工程に時間がかからず、さらに、大掛かりな設備を必要としない、永久磁石の着磁方法を提供する。
超伝導バルク磁石の発生する強力な磁場を利用するとともに、2つの同極の超伝導バルク磁石の磁力線の反発作用によってさらに強力な磁場を発生させることができ、この磁場をリング磁石のラジアル方向に印加することで、ラジアル方向に均一に励磁された強いリング磁石を短時間で製造することができる。また、超伝導バルク磁石の発生する磁場の影響の少ない位置で移動機構からリング磁石を離脱することで、リング磁石を効率的に製造することができる。また、超伝導バルク磁石の発生する強力な磁場によって急峻に磁極を反転させることができ、これにより多極の磁場分布をもつリング磁石を製造することができる。さらに、リング磁石をその中心軸の方向に移動させながら磁場を印加することで、リング磁石の中心軸方向に均一な励磁を行うことができる。
用途利用分野 永久磁石着磁装置、リング状磁石
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人 新潟大学, . 岡 徹雄, . 永久磁石の着磁方法. 特開2009-283755. 2009-12-03
  • H01F  13/00     

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