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植物の篩管を通して遺伝子の転写物を輸送する方法

シーズコード S120009051
掲載日 2012年2月23日
研究者
  • 原田 竹雄
  • 工藤 久之
技術名称 植物の篩管を通して遺伝子の転写物を輸送する方法
技術概要 シロイヌナズナ(Arabidopsis thaliana)由来のRGA2(for repressor of the ga1-3 mutant 2)遺伝子(cDNA:Accession No. Y11337)の配列中の、植物の篩管を通した遺伝子の転写物の輸送機構を司る領域を利用するものである。すなわち、プロモーター、輸送対象遺伝子、配列表の配列番号1記載の塩基配列を少なくとも含むヌクレオチド、ターミネーターを、5’側からこの順序で有してなる篩管輸送RNA発現ベクターを保持するアグロバクテリウムを、植物に感染させることにより、植物の篩管を通して遺伝子の転写物であるRNAを輸送するものである。ここで、輸送対象遺伝子としては、開花誘導遺伝子などの農業分野において有用な外来遺伝子などが選択される。また、配列表の配列番号1に記載の塩基配列からなるヌクレオチドとは、1951個の塩基から構成されるRGA2遺伝子(cDNA:Accession No. Y11337)の952~1194bpに相当する領域の243個の塩基から構成されるヌクレオチドである。
画像

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研究分野
  • 作物の品種改良
  • 遺伝子発現
展開可能なシーズ 植物における篩管を通した遺伝子の転写物であるRNAの輸送機構を司る遺伝子を特定し、RNAを輸送する方法を提供する。
植物の篩管を通して遺伝子の転写物であるRNAを輸送する方法が提供され、例えば開花誘導遺伝子などの農業分野において有用な外来遺伝子のmRNAを台木から穂木へ篩管を通して輸送し、穂木で発現させることが可能となる。この場合、穂木は組み換え遺伝子を含まないため遺伝子導入個体に相当しないことから、花粉の飛散などによる組み換え遺伝子の漏出問題の根本的な解決を図ることができる。
用途利用分野 篩管経由遺伝子輸送試薬、篩管経由遺伝子輸送キット
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人弘前大学, . 原田 竹雄, 工藤 久之, . 植物の篩管を通して遺伝子の転写物を輸送する方法. 特開2010-075116. 2010-04-08
  • A01H   1/00     
  • A01H   5/00     
  • C12N  15/09     
  • C12N   1/21     

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