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がん細胞挙動評価モデル及びその用途

シーズコード S120009279
掲載日 2012年3月29日
研究者
  • 本多 裕之
  • 大河内 美奈
  • 千賀 威
  • 高野 翔
技術名称 がん細胞挙動評価モデル及びその用途
技術概要 磁性ナノ粒子であるマグネタイトをリポソームで包埋した磁性粒子封入正電荷リポソーム(MCL:Magnetite cationic liposome)と剣山状鉄製デバイスを使用し、磁気ラベルした細胞をアレイ状にパターニングする磁気細胞パターニング法を利用するものである。このMCLは、表面に正電荷を帯びているために細胞への接着性に優れるとともに、リポソームを構成成分とするために細胞内へと取り込まれやすい。がん細胞挙動評価モデルは、被験がん細胞を含む細胞集団をMCLで磁気ラベルし、細胞外マトリックス成分を含有する第1マトリックス材料で培養面がコートされた培養容器を用意し、磁気ラベルした細胞集団を培養容器に播種した後、磁力を作用させることによって、1スポットに1個又は複数個の細胞が存在するアレイ状パターンに細胞集団を配列させ、磁力を作用させた状態を維持しつつ、細胞外マトリックス成分及び培地を含有する液状の第2マトリックス材料を培養容器に添加することによって、配列した細胞集団を第2マトリックス材料に包埋し、第2マトリックス材料をゲル化させることにより、構築される。
画像

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研究分野
  • 細胞・組織培養法
  • 腫ようの化学・生化学・病理学
展開可能なシーズ 2次元培養の利点(細胞の観察及び評価が容易であること)と3次元培養の利点(生体内に近い環境下でがん細胞の挙動を評価可能であること)を併せ持ち、がん細胞の薬剤に対す応答性の評価や、生体における、がん細胞の挙動(増殖能、浸潤能)の解析に有用ながん細胞挙動評価モデル及びその構築方法、並びにその用途(評価系)を提供する。
がん細胞(単独の細胞又は細胞集団)が2次元アレイ状に配列し、且つマトリックス材料で囲まれた状態が形成される。即ち、がん細胞の挙動(増殖能、浸潤能)を生体環境に近い3次元培養下で、且つ多数の細胞又は細胞集団を同時に2次元で評価できる、がん細胞挙動評価モデルが構築される。このがん細胞挙動評価モデルは、がん細胞の薬剤に対す応答性の評価や、生体における、がん細胞の挙動の解析に有用である。また、細胞間相互作用の解析にも有用である。
用途利用分野 がん細胞挙動評価キット
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人名古屋大学, . 本多 裕之, 大河内 美奈, 千賀 威, 高野 翔, . がん細胞挙動評価モデル及びその用途. 特開2010-110272. 2010-05-20
  • C12Q   1/02     
  • C12M   1/34     
  • C12M   1/40     
  • C12M   1/42     

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