TOP > 技術シーズ検索 > 地下流体観測装置

地下流体観測装置

シーズコード S120009290
掲載日 2012年3月29日
研究者
  • 水永 秀樹
  • 田中 俊昭
技術名称 地下流体観測装置
技術概要 地下流体観測装置は、被計測エリアS内の所定位置にそれぞれ設置して地下を流動する流体によって生じた流動電流を検出する検出部10と、この検出部10で検出された流動電流のデータを解析して流体の流動状態を特定する解析部20と、を備える。検出部20は、検出部10を通る第1仮想直線上の2点間の電位差の変動を検出する第1電位変動検出手段と、検出部10を通り、第1仮想直線と交差する第2仮想直線上の2点間の電位差の変動を検出する第2電位変動検出手段と、第1仮想直線と第2仮想直線との交点部分における磁場の変動を検出する磁場変動検出手段と、を有する。解析部20は、各検出部10で検出されたデータを一時的に記録する記憶手段、及び各検出部10に電力を供給する電極供給手段を備えたサーバ21と、このサーバ21の記憶手段に記憶されたデータを解析するパーソナルコンピュータ22で構成されている。更に、磁場変動検出手段を、互いに直交させて配置した3つの磁気センサ素子で構成し、第1仮想直線と第2仮想直線とを直交させている。
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

thum_2007-237182.gif
研究分野
  • 流体の実験・試験・測定方法及び装置
  • 予備調査,採掘準備一般
展開可能なシーズ 地下構造の調査や各種の資源鉱床の調査に、流体が地下で流動することにより発生する流動電流を検出し、検出された流動電流から流体の流動状態を特定する流体流動電位法は、流動電流を電位により計測しているために、電位計測の基準となる基準電位を設ける必要があり、この基準電位の設定作業が極めて煩雑であるという問題があった。そこで、電位計測の基準電極の設置を不要とするとともに、流動電流をより精度よく検出可能として流体の流動状態をリアルタイムでモニタリング可能とした地下流体観測装置を提供する。
磁場変動検出手段で磁場の変動を検出することにより、電位の変動量を反映した磁場の変動量を利用して電位の変動量を、基準電位を用いることなく特定できるので、基準電位を不要として検出部の配設作業を極めて容易とすることができる。しかも、各検出部を設置した設置点での電位をそれぞれ特定できるので、設置点ごとに独立した多点同時計測を可能とすることができ、地下における流体の流動状態をリアルタイムでモニタリングすることができる。
用途利用分野 地下流体観測装置
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人九州大学, . 水永 秀樹, 田中 俊昭, . 地下流体観測装置及び測定方法. 特開2009-068971. 2009-04-02
  • G01V   9/02     
  • G01V   3/08     
  • G01V   3/40     

PAGE TOP