TOP > 技術シーズ検索 > ラマン分光分析に用いる分析用基板及び分析用基板組合体

ラマン分光分析に用いる分析用基板及び分析用基板組合体

シーズコード S120009295
掲載日 2012年3月29日
研究者
  • 小名 俊博
  • 村上 修一
技術名称 ラマン分光分析に用いる分析用基板及び分析用基板組合体
技術概要 ラマン分光分析に用いる分析用基板1であって、所定の透明基板と、この透明基板の表面に不均一に付着した金属粒子5とからなり、金属粒子5は、透明基板上の所定の領域ではナノオーダーの間隔で密集し、それ以外の領域ではマイクロオーダーの間隔で分散している。金属粒子3は金、銀、銅、白金、パラジウム、アルミニウム、チタン又はコバルトからなり、透明基板は、板状、或いは円筒状、或いは直方体状である。また、少なくとも2枚の板状の分析用基板1を相互に平行に配列してなる。この板状の分析用基板1を少なくとも2枚を相互に平行に配列して分析用基板組合体を構成し、複数の分析用基板には、相互に異なる金属粒子が付着されている。
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

thum_2007-542322.gif
研究分野
  • 分光法と分光計一般
  • 分光分析
  • 分析化学一般
展開可能なシーズ 微量成分分析法の一つである表面増強ラマン分光法(SERS)は、金属ナノ構造体に吸着した化学分子によるラマン散乱の増強程度が最大10,000倍になる現象を用いた分光法である。従来では、金属粒子を付着させた基板を試料中に入れ、これに単一のレーザ光を照射し、反射した散乱光を検出していた。このため、一回の測定で一度しかSERSは発生せず、理論的な検出限界に拘束される等の問題点があった。そこで、通常のSERSを応用し、ナノオーダーの金粒子を蒸着によりガラス基板上に形成する際に、部分的にナノオーダーの間隔で狭く配置し、他の部分はマイクロオーダーの間隔で広く配置した複数の基板を平行に配置し、レーザ光を通過させながら、更に反射光を検出することにより、多重に近接場も用い、SERS測定を可能にする。
レーザ光の透過による複数回のSERS測定が可能で、SERS測定以上の増強度が得られる。また、基板数の増減により増強程度の制御が可能であり、複数の異種金属膜基板を組み合わせることによる多成分検出が可能である点が、既存技術に対して優位である。
用途利用分野 ラマン分光分析装置、分析用基板、分析用基板組合体
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 九州大学, . 小名 俊博, 村上 修一, . ラマン分光分析に用いる分析用基板及び分析用基板組合体. .
  • G01N  21/65     

PAGE TOP