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混合SAMの作製方法

シーズコード S120009297
掲載日 2012年3月29日
研究者
  • 水田 完
  • 小野寺 武
  • 都甲 潔
技術名称 混合SAMの作製方法
技術概要 混合SAMの作製方法は、一方の末端に固定基を有し、他方の末端に第1連結基を有する第1ポリエチレングリコール(PEG)鎖を含む混合液に基板表面を接触させ、固定基を介して第1PEG鎖を基板表面に固定する(S101)。そして、一方の末端に第2連結基を有する二以上の異なる第2PEG鎖を含む混合液に基板表面を接触させ、第2連結基と第1連結基の結合により第2PEG鎖を第1PEG鎖と連結する(S102)。この方法において、少なくとも一の第2PEG鎖が他方の末端に非特異的吸着抑制基を有し、非特異的吸着抑制基がヒドロキシル基(-OH)又はメトキシ基(-OCH)である。また、センサチップは、基板と、この基板の少なくとも一表面に固定基を介して結合された第1PEG鎖と、第1PEG鎖と連結された二以上の異なる第2PEG鎖とを有する混合SAMと、二以上の異なる第2PEG鎖のうち少なくとも一の第2PEG鎖に連結されたリガンド部と、を備え、リガンド部が核酸、ペプチド若しくはタンパク質又はそれらの断片、ハプテンを含む抗原、あるいはビオチンである。
画像

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研究分野
  • 質量,密度,比重の計測法・機器
  • 質量分析
展開可能なシーズ 従来の混合自己組織化単分子膜(Self-AssemblingMonolayer:SAM)の作成方法は、溶液中で混合SAMが高密度に配向されるまでに数日という長い時間を要とするため、溶液中の異なる2つのチオール化合物の混合比率をセンサチップ表面に反映させることできないので、センサチップ毎に検出感度、及び非特異的吸着の抑制効果が異なる原因となり、ひいては、センサの検出精度に大きな影響を及ぼしていた。そこで、二以上の異なるSAM構成分子の比率を所望の比率で基板上に形成させ、かつその比率を安定な状態で維持できる混合SAMの作製方法、並びにそのような混合SAMを有するセンサチップ及びその作製方法を提供する。
混合SAMの作製方法によれば、混混合SAMを構成する二以上の異なる第2PEG鎖間での置換が起きにくく、異なる第2PEG鎖を所望の比率で基板表面上に維持させることができる。また、センサチップの作製方法によれば、二以上の異なる第2PEG鎖の比率がセンサチップ間で安定している均一なセンサチップを作製することができる。センサチップによれば、非特異的吸着を効率的に抑制することができる。
用途利用分野 混合自己組織化単分子膜作製装置、表面プラズモン共鳴センサ、水晶天秤測定センサ
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人九州大学, . 水田 完, 小野寺 武, 都甲 潔, . 混合SAMの作製方法. 特開2009-216483. 2009-09-24
  • G01N  33/547    
  • G01N  33/543    
  • G01N  33/53     

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