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音声信号強調装置

シーズコード S120009302
掲載日 2012年3月29日
研究者
  • 中島 祥好
  • 上田 和夫
技術名称 音声信号強調装置
技術概要 入力された音声信号を複数の周波数帯域に分割する帯域分割部1と、帯域分割部1で分割されたそれぞれの周波数帯域内の信号を複数の時間フレームに分割する時間フレーム分割部2と、時間フレーム分割部2で分割されたそれぞれの時間フレーム内の平均パワーを算出するパワー算出部3と、パワー算出部3で算出されたそれぞれの時間フレーム内の平均パワーを互いに比較する比較部4と、比較部4の比較結果に基づいて時間フレーム分割部2で分割されたそれぞれの信号の増幅度を決定する増幅度決定部5と、時間フレーム分割部2で分割されたそれぞれの信号を増幅度決定部5で決定された増幅度で増幅する増幅部6と、増幅部6で増幅されたそれぞれの周波数帯域内の信号を加算する加算部7から構成されている。詳細動作図では、帯域分割部1は1つの低域通過フィルタと3つの帯域通過フィルタで構成されており、その通過周波数帯域は、(1)600Hz以下、(2)600-1800Hz、(3)1800-3400Hz、(4)3400-8000Hzの4帯域となっている。各周波数帯域の信号(時間波形)を、時間フレーム分割部2にて、これらを時間フレームに分割する。
画像

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研究分野
  • 音声処理
  • 生体代行装置
展開可能なシーズ 公共音響設備、メガホン、インターフォン、電話、放送、音声ガイド装置などで、残響や背景騒音があっても明瞭な音声を提供するための音声信号強調装置を提供する。
残響が存在することによって従来ではかき消されていた音声のスペクトル変化を、残響下でも充分に聞き取れるようになる。また、音節の端点を強調(さらに端点以外の部分を抑制)することによって、明瞭な音声を提供することが可能となる。また、入力音声を複数の周波数帯域に分割し、それぞれの帯域内の信号の音節の端点を強調(さらに端点以外の部分を抑制)することによって、明瞭な音声を提供することが可能となるのである。さらに、周波数帯域分割と時間フレーム分割以外の演算は、少量の基本的な四則演算のみで構成されており、極めて小規模なシステム構成が実現可能である。携帯電話などの通信機器に搭載する際には、通常よりも情報伝送量を抑えることも可能であり、極めて汎用性の高い技術であると言える。
用途利用分野 音声信号強調装置、公共音響設備、メガホン、インターフォン、音声ガイド装置
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人九州大学, . 中島 祥好, 上田 和夫, . 音声信号強調装置. 特開2010-091897. 2010-04-22
  • G10L  21/034    
  • G10L  21/0364   

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