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凍結食品の解凍方法

シーズコード S120009330
掲載日 2012年3月29日
研究者
  • 白井 義人
技術名称 凍結食品の解凍方法
技術概要 この解凍方法は、解凍すべき凍結食品からドリップが融出しないようなゲル状の層構造を凍結食品の表面のみに形成させる熱処理をし、熱処理工程で得られた凍結食品を室温付近の温度で解凍させる。この方法は、冷蔵庫での凍結のように、食塩や葡萄糖を溶解した水溶液を回りから凍結させた場合、溶質が氷内部に凍結濃縮されるにもかかわらず、解凍時には解凍初期に最も濃い液が融出し、一方、溶液の代わりに寒天等のゲルに食塩や葡萄糖を溶解させ、凍結後、融解させると、成分の融出パターンが解凍温度に大きく依存すること、すなわち、ゲル溶液の場合、室温での融解では、凍結した水溶液を融解させる場合と同様、濃い濃度の成分から融出するが、80℃付近の高温で解凍した場合は、最初に薄い溶液から融出することを見出したことに基づいている。この解凍方法を適用することのできる凍結食品の材料の種類に特に制限はなく、魚貝類、畜肉、野菜、果物、サラダ、加工食品等のいずれもの凍結食品に適用することができる。
画像

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研究分野
  • 食品の冷凍・冷蔵
展開可能なシーズ 凍結食品からのドリップの融出を防止しつつ短時間で解凍することのできる凍結食品の解凍方法を提供する。
ドリップの融出が少なく、解凍による品質の低下を抑えた解凍を短時間に行うことができる。解凍に要する時間が短いことにより、作業効率が上がり、コストを低下させる。微生物、酵素、空気などの作用を受ける時間が短いので、衛生上の利点がある。また、この解凍方法は、それ自体は既知の装置を組み合わせて実施することができるので、新たな装置の製造を必要としない。
用途利用分野 凍結食品解凍装置、調理用機器、厨房機器
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 学校法人九州工業大学, . 白井 義人, . 凍結食品の解凍方法. 特開2000-157237. 2000-06-13
  • A23L   3/365    
  • A23B   4/07     
  • A23B   7/04     

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