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形状記憶素子

シーズコード S120009344
掲載日 2012年3月30日
研究者
  • 濱崎 啓太
技術名称 形状記憶素子
技術概要 形状記憶素子は、らせん構造を形成し得るポリペプチドからなるポリマー2と、ポリマー2に結合されたシクロデキストリン(ホスト)3と、シクロデキストリン(ホスト)3に対して親和性を有し、シクロデキストリン(ホスト)3が結合された位置P1と異なる位置P2でポリマー2に結合された親和性化合物(内部ゲスト)4とを含んでいる。シクロデキストリン(ホスト)3と親和性化合物(内部ゲスト)4が、ポリマー2のらせん軸を有する仮想平面に対して同一側にあり、シクロデキストリン(ホスト)3内に親和性化合物(内部ゲスト)4が包摂され、ポリペプチドを構成するアミノ酸の4n(nは2以上の整数)個の間に形成されるホスト・ゲストブリッジHGBが、ポリマー2のらせん構造を固定する形状記憶素子となる。シクロデキストリンとしては、α-シクロデキストリンまたはβ-シクロデキストリンが使用できる。また、親和性化合物(内部ゲスト)4が、脂溶性かつ疎水性、または、そのいずれかであることが好ましく、ポリマー2とシクロデキストリン(ホスト)3との結合、およびポリマー2と親和性化合物合物(内部ゲスト)4との結合は、アミド結合が好ましい。
画像

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研究分野
  • 有機化学反応一般
  • 高分子と低分子との反応
  • 反応の立体化学
展開可能なシーズ 形状記憶をナノスケールに縮小し1分子単位でその形状を記憶させることが可能な形状記憶素子を提供する。
形状記憶素子は、1分子単位という極めて小さい単位の形状を記憶するため、記録媒体として応用した場合には、記録密度が極めて高いものとなり、その記憶容量が極めて大きいものとなる。そのため、形状記憶素子をアクチュエータとして応用した場合には、極めて微小な動きを制御可能となる。また、親和性化合物が脂溶性または疎水性であること、あるいは、その結合がアミド結合であることにより、ポリマーのらせん構造の固定化が促進、または、安定化し、形状記憶素子として機能が向上する。さらに、形状記憶素子は、廃棄の際の環境に与える弊害が極めて少ないため、特別な廃棄設備等を必要としない。
用途利用分野 分子単位形状記憶素子、形状記憶ポリマー、微小制御アクチュエータ、形状記憶繊維
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 学校法人 芝浦工業大学, . 濱崎 啓太, . 形状記憶素子. 特開2005-289882. 2005-10-20
  • C07K   2/00     

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