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ES細胞を用いた肝細胞調製法

シーズコード S120009400
掲載日 2012年3月30日
研究者
  • 有賀 豊彦
  • 関 泰一郎
  • 渡邉 豪
  • 中嶋 寛人
  • 奥村 暢章
  • 長谷部 祐一
技術名称 ES細胞を用いた肝細胞調製法
技術概要 ES細胞をuPAの存在下で分化させると、uPAを用いない方法で分化させた肝細胞より分化度が高くなり、細胞移植時にテラトーマの発症予防ができる。本発明のES細胞は、レシピエントと同じ種に由来する細胞を用いることが好ましい。ES細胞の分化は、ES細胞からハンギングドロップ法などの公知の手法で胚葉体を形成させ、そこから分化を誘導することで実施できる。本発明で使用するuPAの由来は特に限定されない。また、前駆体pro-uPAは、プラスミンなどにより二本鎖に切断され、活性型のuPAに転換され、ES細胞の分化を促進することができる。マウス由来のES細胞からハンギングドロップ法により胚葉体を形成し、培養後5日目の胚葉体をコラーゲンコートディッシュに播種し、FBS含有IMDMを用いて肝分化を誘導した。図1で、左の写真の矢頭は心筋様細胞を示し右の写真の矢印は肝様細胞を示す。胚葉体形成後にES細胞を培養することで、ES細胞から肝細胞を誘導することが可能で、本培養系では、心筋細胞出現し後、心筋由来誘導因子により肝細胞への分化が促進される。
画像

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研究分野
  • 発生と分化
  • 消化器疾患の外科療法
展開可能なシーズ ES細胞の分化促進剤および分化促進方法、肝細胞の調製方法、テラトーマの予防剤および予防方法、または、肝細胞の移植方法を提供すること。
uPA(ウロキナーゼ型プラスミノゲン活性化因子)を使用することで、ES細胞の分化促進剤、好ましくはES細胞から肝細胞への分化促進剤、または効率的なES細胞の分化促進方法、好ましくはES細胞から肝細胞への分化促進方法が提供され、肝細胞の調製方法が提供される。また、テラトーマの発現確率の低い移植方法が提供され、テラトーマの予防剤またはテラトーマの予防方法が提供される。さらに、ドナー不足、拒絶反応、臓器提供者における組織欠損など移植療法に関連するさまざまな問題の解決策を提供できる。
用途利用分野 ES細胞分化促進剤、ES細胞分化促進システム、肝細胞調製システム、テラトーマ予防剤、テラトーマ予防システム
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 学校法人日本大学, . 有賀 豊彦, 関 泰一郎, 渡邉 豪, 中嶋 寛人, 奥村 暢章, 長谷部 祐一, . ES細胞を用いた肝細胞調製法. . 2009-08-06
  • C12N   5/0735   
  • A61K  38/48     
  • A61P  35/00     

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