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レチノイン酸受容体αを含む融合タンパク質

シーズコード S120009409
掲載日 2012年3月30日
研究者
  • 花澤 重正
  • 舛廣 善和
技術名称 レチノイン酸受容体αを含む融合タンパク質
技術概要 本発明の融合タンパク質は、哺乳動物に由来するレチノイン酸受容体α(RARα)と、核内移行シグナル及び/又は細胞膜透過性モチーフとを含むものである。本発明は、レチノイン酸受容体αを有効成分とする、急性前骨髄球性白血病の治療予防薬を提供する。レチノイン酸受容体αは、白血病細胞内で機能してその分化を促進する限り、どのような形態で投与してもよい。また、レチノイン酸受容体αの投与により、白血病細胞を分化させる方法を含む方法も提供する。使用するRARαは、そのアミノ酸配列において、1若しくは数個のアミノ酸が欠失、置換若しくは付加されたペプチド、これらのアミノ酸配列において1若しくは数個のアミノ酸が保存的に置換されたペプチド、および、RARα改変体も含む。発現ベクターは、当該融合タンパク質をコードする核酸が挿入され、宿主で機能する核酸挿入プロモーターが組み込まれているものである。白血病細胞NB4及びNB4-R2に、本発明の融合タンパク質(HNRM)及び全トランス型レチノイン酸(ATRA)を投与した結果を図に示した。両細胞共に分化することが確認された。
画像

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研究分野
  • 抗腫よう薬の基礎研究
展開可能なシーズ 白血球の分化を促進し、長期間の投与が可能で、レチノイン酸受容体の機能障害が顕著な患者にも効果が得られる白血病の予防又は治療薬を提供する。
レチノイン酸受容体αに細胞膜透過性モチーフ及び/又は核内移行シグナルを融合した本発明の融合タンパク質は、細胞膜透過性を有し、核内に移行することができるので、急性前骨髄球性白血病患者の白血病細胞内で分化能を正常に機能を発揮する。その結果、白血病細胞内で細胞の分化に必要なタンパク質の転写を活性化することを通じて、白血病細胞を顆粒球に分化させ、異常増殖を抑制することができる。本発明に係る融合タンパク質は、急性前骨髄球性白血病の予防又は治療薬として有用である。
用途利用分野 レチノイン酸受容体α含有融合タンパク質、白血病細胞分化剤、白血病細胞異常増殖抑制剤、急性前骨髄球性白血病予防治療薬
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 学校法人日本大学, . 花澤 重正, 舛廣 善和, . レチノイン酸受容体αを含む融合タンパク質. 特開2010-226992. 2010-10-14
  • C12N  15/09     
  • C07K  19/00     
  • C07K  14/705    
  • C07K  14/47     
  • C12N   1/15     
  • C12N   1/19     
  • C12N   1/21     
  • C12N   5/10     
  • A61K  38/00     
  • A61P  35/02     

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