TOP > 技術シーズ検索 > RSISを用いた簡便な遺伝子発現抑制方法

RSISを用いた簡便な遺伝子発現抑制方法

シーズコード S120009439
掲載日 2012年4月3日
研究者
  • 高岩 文雄
  • 保田 浩
技術名称 RSISを用いた簡便な遺伝子発現抑制方法
技術概要 イネ胚乳中でRNAサイレンシングを誘導することができる配列(RSIS; RNA silencing inducible sequence)を利用するものである。この配列を標的遺伝子のプロモーターからmRNAの5’末端配列(約100bp)および終止コドン以降のターミネーター配列の間に連結することによって標的遺伝子の発現を抑制することができる。塩基配列:3はRSISの塩基配列を示す。このRSISを用いて、例えば、[プロモーター配列をコードするDNA]-[A遺伝子のmRNAの全長もしくは部分配列をコードするDNA]-[B遺伝子のmRNAの全長もしくは部分配列をコードするDNA]-[RSISをコードするDNA]-[ターミネーター配列をコードするDNA]と構成することにより、複数個の標的遺伝子の発現を同時に抑制することができる。RSIS配列による13kDプロラミンファミリーをサイレンシングさせるコンストラクト5による形質転換イネ5は、レーン5に示すように13kDプロラミンの蓄積量が顕著に減少することが確認された。
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

thum_2008-554067.GIF
研究分野
  • 遺伝子発現
  • 作物の品種改良
展開可能なシーズ RNAサイレンシングを誘導するDNA、このDNAを有する標的遺伝子の発現を抑制するDNA、これらDNAを利用して簡便に標的遺伝子の発現を抑制あるいは標的遺伝子のサイレンシングを誘導する方法、標的遺伝子の発現抑制剤あるいは標的遺伝子のサイレンシング誘導剤、さらにsiRNA発現ベクターの製造方法を提供する。
RSISを利用した遺伝子発現抑制方法あるいは遺伝子サイレンシング誘導方法では、目的(標的)遺伝子の一部をRSISの片側もしくは両側に連結するだけで目的遺伝子の発現を抑制する、あるいは目的遺伝子のサイレンシングを誘導することが可能であり、非常に簡便である。さらには目的遺伝子が複数ある場合には、複数の遺伝子の各一部をRSISの片側もしくは両側に連結するだけで、同時に複数の目的遺伝子の発現を抑制する、あるいは目的遺伝子のサイレンシングを誘導することが可能であり、従来の煩雑な過程と比較すると、非常に簡便である。
用途利用分野 標的遺伝子発現抑制剤、標的遺伝子サイレンシング誘導剤、標的遺伝子発現抑制キット、標的遺伝子サイレンシング誘導キット、
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, . 高岩 文雄, 保田 浩, . RSISを用いた簡便な遺伝子発現抑制方法. . 2010-05-13
  • C12N  15/09     
  • A01H   1/00     
  • A01H   5/00     
  • C12N   5/10     
  • C07K  14/415    

PAGE TOP