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耐熱性DNA合成酵素

シーズコード S130009505
掲載日 2013年6月5日
研究者
  • 土居 洋文
  • 金井 昭夫
  • 石野 良純
技術名称 耐熱性DNA合成酵素
技術概要 この発明の耐熱性DNA合成酵素は、Pyrococcusfuriosus由来のPfuDNA合成酵素を遺伝子工学的に改変した酵素である(以下、改変型PfuDNA合成酵素)。PfuDNA合成酵素の遺伝子両端に相補的なオリゴヌクレオチドを合成し、これをプライマーとして、上記細菌のゲノムDNAを鋳型とするPCR法によりPfuDNA合成酵素の遺伝子を調製した。この遺伝子DNA断片をベクターにクローニングし変異させた。遺伝子の変異は、PfuDNA合成酵素のアミノ酸配列の一部がKODDNA合成酵素のアミノ酸配列に置き変わるように塩基を置換させた。PfuDNA合成酵素とKODDNA合成酵素は、アミノ酸配列が約80%相同であり、PCRの際に同様の合成停止を生じさせるが、KODDNA合成酵素の伸長速度はPfuDNA合成酵素のそれの6~10倍である。そこでPfuDNA合成酵素のアミノ酸残基をKODDNA合成酵素のアミノ酸残基に置換することにより合成鎖の伸長停止を改善し、伸長速度の速い酵素が得られる。このようにして変異させた遺伝子を大腸菌で発現させてその発現産物を精製し、改変型PfuDNA合成酵素を得た。
画像

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研究分野
  • 微生物酵素の生産
  • 遺伝子操作
展開可能なシーズ DNA鎖をPCR等により合成、増幅するに際して、合成鎖の伸長を途中で停止させることなく、鋳型DNA鎖の全長を効率よく増幅することのできる新規な耐熱性DNA合成酵素を提供する。
この発明によって、DNA鎖をPCR等によって増幅するに際して、合成鎖の伸長を途中で停止させることなく、鋳型DNA鎖の全長を効率よく合成、増幅することのできる新規な耐熱性合成酵素が提供される。これによって、DNA鎖の試験管内での合成や増幅、塩基配列の決定等を簡便かつ高精度で行なうことが可能となる。
用途利用分野 DNA合成酵素、耐熱性DNA合成酵素、微生物酵素剤、DNA鎖合成装置
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立研究開発法人科学技術振興機構, 土居 洋文, セレスター・レキシコ・サイエンシズ株式会社, . 土居 洋文, 金井 昭夫, 石野 良純, . 耐熱性DNA合成酵素. 特開平10-210979. 1998-08-11
  • C12N  15/09     
  • C07K  14/00     
  • C12N   9/12     

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