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トランスファーライン

シーズコード S130009539
掲載日 2013年6月5日
研究者
  • 武田 常広
技術名称 トランスファーライン
技術概要 液体ヘリウム貯留槽1内に貯留された液体ヘリウムは、4Kの液体からガス化され、さらに、約300Kの常温まで昇温しながら同槽内の脳磁計の冷却を行う。昇温したヘリウムガスは、ヘリウムガス回収管1cを介してドライポンプ2で吸引され、中圧タンク3を経由して小型冷凍機の第1熱交換器6に送られる。この時、流量調整弁の開度を調整しながらヘリウムガスの大部分を第1熱交換器によって約40Kまで冷却し、トランスファーライン内の流路を通して液体ヘリウム貯留槽内に供給する。トランスファーラインに送りこまれた冷却ヘリウムガスは第1パイプ21と第2パイプ22の間を通りながら、第1パイプ21を高温部と触れぬようにしながら、パイプ24を経て液体ヘリウム貯留槽1内に送りこまれる。なお、装置内のヘリウムガスが不足した場合には、補給用ボンベ10から補給することができる。また、残りのヘリウムガスは小型冷凍機の第1熱交換器6、第2熱交換器7を経て液化され、液体ヘリウムはトランスファーライン9の第1パイプ21を通って、液体ヘリウム貯留槽1内の気液分離器1aに供給され、液体ヘリウムが分離されて液体ヘリウム20貯留槽1に戻される。
画像

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研究分野
  • 低温工学
  • 低温技術
  • 相変化を伴う熱伝達
展開可能なシーズ 脳磁気計測システム内等で使用する機器を極低温に維持する液体ヘリウム貯留槽に液体ヘリウムを補充する液体ヘリウム再循環システムにおいて、移送中の液体ヘリウムの気化を極力防止し、安定した状態で液体ヘリウムの連続充填を行うことができるトランスファーラインを提供する。
液体ヘリウム貯留槽内では冷却ヘリウムガスの顕熱によって大量の熱を奪うことが可能なため、蒸発する液体ヘリウムは極めて少量に押さえることが可能である。液化された液体ヘリウムはトランスファーライン内のパイプを使用して液体ヘリウム貯留槽に送られるが、このパイプの周囲には冷却されたヘリウムガスが流れ、さらにそのヘリウムガスの周囲を断熱用の真空層となっているので、液体ヘリウムは冷却されたヘリウムガスによって高温部と接触すること無く、かつ、外気と完全に遮断され断熱効果が大きい状態で移送される。この結果、移送距離が長い場合でも移送中に於ける液体ヘリウムの気化が極力防止される。
用途利用分野 液化ガス移送システム、低温液化ガス循環システム、液体ヘリウム貯留槽、脳磁計極低温維持装置
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立研究開発法人科学技術振興機構, . 武田 常広, . トランスファーライン. 特開2000-104900. 2000-04-11
  • F17D   1/02     
  • F16L  59/06     

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