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磁気特性と耐食性に優れる熱延電磁鋼板およびその製造方法

シーズコード S130009571
掲載日 2013年6月5日
研究者
  • 安彦 兼次
技術名称 磁気特性と耐食性に優れる熱延電磁鋼板およびその製造方法
技術概要 Fe:99.95mass%以上、C+N+S:10mass ppm以下、O:50mass ppm以下で、残部は不可避的不純物の超高純度鉄からなり、X線回折強度比(I100/I)が21以上である、磁気特性と耐食性に優れる熱延電磁鋼板である。この熱延電磁鋼板を製造するための方法は、鋼インゴットをγ域に加熱し、合計圧下率を50%以上、かつ少なくとも1パスはロールと圧延材との摩擦係数を0.3以下とする熱間圧延をγ域にて行い、その後、Ar変態点~300℃の平均冷却速度0.5~150℃/分にて冷却することを特徴とする。これら製造条件を表2に示す。数種類の化学組成の純鉄系の鋼を水冷式銅坩堝を備えた超高真空(10-8Torr)溶解炉で溶解し、10Kgのインゴットとしたのち、これらインゴットをγ域で熱間鍛造し、厚さ25mmの棒状の素材とする。この棒状素材を1100℃に加熱後、熱間圧延により板厚1mm(一部、板厚5mmおよび13mm)まで熱延する。この際、最終パスにおいて、ロールと素材との摩擦係数、ひずみ速度等を変えて熱延し、圧延後の冷却速度も広い範囲で変更する。
画像

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研究分野
  • 鉄鋼材料
  • 圧延技術
展開可能なシーズ 電磁鋼板は、従来の技術では、熱間圧延のままで、板面に平行に{100}方位の集積を高めることは困難であったことに鑑みて、熱間圧延を終了した時点で、板面に平行に{100}方位を集積させ、磁気特性に優れ、しかも耐食性に優れる熱延電磁鋼板およびその製造方法を提案する。
冷間圧延後の脱炭焼鈍などの複雑な工程を経なくとも、熱間圧延終了時にすでに板面に平行に{100}方位を集積させることが可能となるので、安価で磁気特性に優れる熱延電磁鋼板を提供することが可能となる。
用途利用分野 熱延電磁鋼板、電磁鋼板、無方向性珪素鋼板、珪素鋼板、変圧器鉄心、発電機鉄心
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 安彦 兼次, 国立研究開発法人科学技術振興機構, . 安彦 兼次, . 磁気特性と耐食性に優れる熱延電磁鋼板およびその製造方法. 特開2000-336464. 2000-12-05
  • C22C  38/00     
  • B21B   3/02     
  • C21D   8/12     

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