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胎盤型有機アニオントランスポーターとその遺伝子

シーズコード S130009578
掲載日 2013年6月5日
研究者
  • 遠藤 仁
  • 関根 孝司
  • 車 碩鎬
技術名称 胎盤型有機アニオントランスポーターとその遺伝子
技術概要 ESTデータベースを探索した結果、既に単離されたOAT1、OAT2およびOAT3と相同性を有する新規cDNA断片H12876を得た。得られたH12876を32Pでラベルしたプローブを用いて、既に構築してあったヒト腎臓cDNAライブラリーをスクリーニングした。単離されたクローンは、プラスミドベクタ-pZLにさらにサブクローン化した。この結果、有機アニオン輸送活性を持つ新規cDNA(hOAT4cDNA)が得られた。OAT4cDNAを含むプラスミドから、T7RNAポリメラーゼを用いて、インビトロでcRNA(cDNAに相補的なRNA)を調製した。このcRNAを、アフリカツメガエルの卵母細胞に注入し、この卵母細胞について放射能標識された種々の有機アニオンおよび有機カチオンによる取込実験を行った。この結果、図1に示すようにOAT4を発現させた卵母細胞はH-エストロン硫酸、H-デヒドロエピアンドロステロン硫酸、H-オクラトキシンAの取込みを示すことが判明した。一方、代表的な有機カチオンである14C-TEA(テトラエチルアンモニウム)の取込みは認められなかった。
画像

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研究分野
  • 細胞膜の輸送
  • 遺伝子操作
展開可能なシーズ 胎盤における有機アニオン輸送に関与する新規な有機アニオンントランスポーター遺伝子およびその遺伝子がコードするポリペプチドである有機アニオントランスポーターを同定し、提供する。
本発明は、新規な胎盤型有機アニオントランスポーターOAT4及びそれをコードする遺伝子を提供するものである。トランスポーターはチャネルと同様に細胞の生命維持に必要な物質を取り込むための蛋白質であり、その異常は種々の疾患の原因となっている。とりわけ本発明の胎盤型有機アニオントランスポーターOAT4は腎臓や胎盤に選択的に発現するものであり、この解明は各種腎疾患や胎児の生長異常などの予防治療に有用となるものである。
用途利用分野 有機アニオンントランスポーター、胎盤型有機アニオントランスポーター、有機アニオンントランスポーター遺伝子、胎盤型有機アニオントランスポーター遺伝子
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立研究開発法人科学技術振興機構, . 遠藤 仁, 関根 孝司, 車 碩鎬, . 胎盤型有機アニオントランスポーターとその遺伝子. 特開2001-017174. 2001-01-23
  • C12N  15/09     
  • C07K  14/47     
  • C07K  16/18     
  • C12Q   1/68     

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