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音源情報の抽出方法及び装置

シーズコード S130009579
掲載日 2013年6月5日
研究者
  • 河原 英紀
  • 入野 俊夫
技術名称 音源情報の抽出方法及び装置
技術概要 図1は基本周波数抽出装置のブロック図である。入力回路1は、分析の対象となる信号x(t)の増幅、変換、分配などに用いられる。ディジタル化信号は、対数周波数軸上相似フィルタ2により分析される。瞬時周波数周波数微分回路3においては、各フィルタ出力の瞬時周波数を計算し、各フィルタについて瞬時周波数の周波数方向の偏微分が計算される。瞬時周波数時間周波数微分回路4においては、各フィルタ出力の瞬時周波数の周波数方向の偏微分を時間方向に偏微分した値が求められる。搬送波対雑音比計算回路5は、各フィルタについての搬送波対雑音比の推定値を計算する。不動点抽出回路6は、各フィルタの中心周波数と各フィルタ出力の瞬時周波数の対応関係から不動点として安定な性質を持つものを選択し、その周波数を求める。基本周波数成分選択回路7は、最も高い搬送波対雑音比に対応する不動点を基本周波数成分として選択する。周期性評価回路8は、基本周波数成分選択回路7で選択された基本周波数成分の周期性の度合いを、搬送波対雑音比計算回路5で求められた基本周波数成分に対応する搬送波対雑音比の値に基づいて評価する。
画像

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研究分野
  • 音響測定
展開可能なシーズ フィルタ中心周波数から出力の瞬時周波数への不動点の性質を瞬時のデータから定量的に解釈の明瞭な量として検出することができる音源情報の抽出方法及び装置を提供する。
信号の中にある正弦波成分を精度よく確実に抽出することができるとともに、抽出された成分の影響を短時間の観測値から定量的に求めることができる。分析合成音声を合成するための高品質の音源情報(基本周波数及び周期性についての情報)の抽出を行うことができる。楽器音などの周期性を有する音の分析においても、周期性の確からしさを客観的な指標として求めることができるため、分析結果に基づいて楽器音を変換・再合成する場合の、高品質の音源情報として用いることができる。また、汎用の分析装置として一般の信号の周期性の分析にも用いることができる。定量的に解釈の明確な量が求められるため、対数周波数軸上相似フィルタと線形周波数軸上相似適応チャープフィルタのように構造の異なったフィルタによる結果を有効に統合することができる。搬送波対雑音比の推定値は、そのままで、帯域フィルタあるいは周波数分析結果の評価に用いることができる。
用途利用分野 音源情報抽出システム、音源情報抽出装置、音源情報定量システム、分析合成音声合成システム
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 株式会社国際電気通信基礎技術研究所, 国立研究開発法人科学技術振興機構, . 河原 英紀, 入野 俊夫, . 音源情報の抽出方法及び装置. 特開2001-022369. 2001-01-26
  • G10L  11/04     

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