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排水の高度浄化方法とその装置

シーズコード S130009580
掲載日 2013年6月5日
研究者
  • 孔 海南
  • 稲森 悠平
技術名称 排水の高度浄化方法とその装置
技術概要 図は、処理ユニット、すなわち嫌気ろ床と好気性土壌トレンチの組合わせを備えた処理ユニットを二段および三段に自然流下の勾配で連続配置した例である。そして、さらに、分配ユニットとして、排水比例分配槽も備える。流入排水のC/N比に基づき、排水を比例して分配するようにするが、たとえば第二段および必要に応じて第三段の入口において硝酸性窒素の約3倍の炭素が含まれるように排水の量を分配して導入するようにし、嫌気ろ床において効率的に脱窒反応が行われるようにする。比例分配とは、生活排水が先に排水比例分配槽を通り、この排水比例分配槽で第一段と第二段の出口の硝酸性窒素の量に応じ、炭素が含まれるように排水の量を第一段と第二段さらには第三段に分配し、すなわち各段へ一定の排水の量を分配することを意味する。より好適には、この比例分配に際しては、嫌気ろ床に硝酸性窒素の3倍の有機性炭素源を確保する。特に第二段、さらには第三段の嫌気ろ床の入口において硝酸性窒素の約3倍の炭素が含まれるように排水の量を提供することが望ましい。特に好ましくは、最終処理水の窒素が10mg/l以下まで除去できるようにする。
画像

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研究分野
  • 下水,廃水の物理的処理
  • 下水,廃水の化学的処理
展開可能なシーズ 低コストで、かつ無電力でも効率的な脱窒反応を可能とする、排水の高度浄化方法とそのための装置を提供する。
嫌気ろ床、土壌トレンチの設備により、再利用処理水基準を十分に満足する高度処理水質が得られ、従来型の土壌トレンチと比べると微量通気、通気性土壌、均一散水等対策を適用することによりORPを+300~+400mVレベルに維持でき、CH、NOガスの放出量をそれぞれ約数分の一程度まで抑制できる。また、この嫌気ろ床・土壌トレンチは施設構造が簡単で、無電力運転でき、建設資材が現地で調達可能で、低コストで維持管理が容易なシステムである。
用途利用分野 排水浄化装置、嫌気ろ床、好気性土壌トレンチ、排水比例分配槽、集水式処理施設
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 独立行政法人科学技術振興機構, . 孔 海南, 稲森 悠平, . 排水の高度浄化方法とその装置. 特開2001-070982. 2001-03-21
  • C02F   3/30     
  • C02F   3/00     

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