TOP > 技術シーズ検索 > 組換えアデノウイルスベクターの作製方法

組換えアデノウイルスベクターの作製方法

シーズコード S130009617
掲載日 2013年6月5日
研究者
  • 宮崎 純一
  • 田代 文
技術名称 組換えアデノウイルスベクターの作製方法
技術概要 この組換えアデノウイルスベクターの作製方法に使用するコスミドアデノウイルスベクターの調製において、アデノウイルスゲノムDNA(約36kb)は公知のクローン(例えば、pFG140等)を利用できる。このゲノムDNAを適当な制限酵素やヌクレアーゼ等で処理することによって、そのE1領域(約2.0kb)もしくはE1領域とE3領域(約3.0kb)の両方を欠失させたDNA断片(約31~34kb)を得ることができる。このDNA断片を、開裂して直鎖状にしたコスミド配列とライゲーションし、環状DNAコンストラクトを形成する。コスミドベクターは大腸菌λファージのcos部位を有するプラスミドであり、30~42kbの外来DNAを挿入することができるため、前記の約34kbのDNA断片を収納できる。このコスミド配列はまた、両端にレコンビナーゼ認識配列を有する。この認識配列は、使用するレコンビナーゼの種類によって決定され、例えば、Creレコンビナーゼの場合にはloxP配列を、また、FLPレコンビナーゼの場合にはFRT配列を用いることができる。
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

thum_2000-215011.gif
研究分野
  • 分子遺伝学一般
  • 遺伝子操作
展開可能なシーズ 組換えアデノウイルスベクターを簡便かつ高効率で作製できる新しい方法と、これを実施するための遺伝子操作材料を提供する。
哺乳動物細胞に感染力を有する組換えアデノウイルスベクターを簡便かつ効率よく作製することができる。例えば、従来の相同組換えを用いた組換えアデノウイルスベクターの作製方法では、予想外の組換えベクターが製造される危険性があり、また、製造過程が複雑で長時間の工程を必要とするが、この方法は複雑な作業工程を必要とせず、しかも所望の構造と機能とを有する組換えベクターを確実に製造することができる。また、従来の方法では、使用する293細胞の継代数が50以下である必要があるが、この方法では、少なくとも70代以上継代した293細胞を用いても組換えアデノウイルスベクターの製造が可能である。
用途利用分野 組換えアデノウイルスベクター、アデノウイルスベクター、アデノウイルスゲノムDNA、遺伝子操作材料
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 独立行政法人科学技術振興機構, . 宮崎 純一, 田代 文, . 組換えアデノウイルスベクターの作製方法. 特開2001-086986. 2001-04-03
  • C12N  15/09     
  • C12N   7/00     

PAGE TOP