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フラボノイド化合物及びその製造方法

シーズコード S130009658
掲載日 2013年6月5日
研究者
  • 三宅 義明
  • 大澤 俊彦
  • 湊 健一郎
技術名称 フラボノイド化合物及びその製造方法
技術概要 アスペルギルス・サイトイの胞子懸濁液をフラスコに接種し、30℃の恒温室内において振盪培養を行いながら栄養菌糸を育成させた。オートクレーブ滅菌した10重量%のヘスペリジンDMSO希釈液を5mLずつ加え、引続き同好気的条件下で振盪培養を行なって、栄養菌糸からの胞子形成を進行させた。胞子形成の中期から後期と思われる時期のサンプルを採取した。このサンプルを遠心分離して不純物を沈澱除去した後、その上澄み液を分析用高速液体クロマトグラフィー(HPLC)にて分析し、フラボノイド組成の変化を調べた。その結果、フラボノイド組成物全体に占めるヘスペリジン変換物のピークの割合はおよそ8.3%であることが分かった。ヘスペリジン変換物を含有することが確認されたHPLC用サンプルの残りをエバポレーターにて濃縮した後、分取用HPLCにて分画し、ヘスペリジン変換物の単離精製と構造解析を行った。その結果、ヘスペリジン変換物は、化3で示される構造を有する8-ヒドロキシヘスペレチンであることが確認された。
画像

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研究分野
  • 微生物代謝産物の生産
展開可能なシーズ 天然に多く存在するヘスペリジンの有効利用の一環として、ヘスペリジンを物質変換することにより、その利用範囲のより一層の拡大を見込める可能性が高い。特に、前記ヘスペリジンは体内への吸収性があまり高くないことから、物質変換によって栄養的な観点からの価値の向上が期待される。この発明は、前記ヘスペリジンのさらなる利用拡大を目指した鋭意研究の結果なされたものである。ヘスペリジンの利用範囲の拡大を図ることができる新規なフラボノイド化合物及びその製造方法を提供する。
発明のフラボノイド化合物によれば、ヘスペリジンの利用範囲の拡大を図ることができる。また発明のフラボノイド化合物の製造方法によれば、ヘスペリジンの利用範囲の拡大を図ることができるフラボノイド化合物を容易に製造することができる。
用途利用分野 フラボノイド化合物、フラボノイド化合物製造装置、8-ヒドロキシヘスペレチン、フラボノイド発酵生産物
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人名古屋大学, 独立行政法人科学技術振興機構, 株式会社ポッカコーポレーション, . 三宅 義明, 大澤 俊彦, 湊 健一郎, . フラボノイド化合物及びその製造方法. 特開2002-275175. 2002-09-25
  • C07D 311/32     
  • C12P  17/06     

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