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抗酸化剤及びフラボノイド化合物の製造方法

シーズコード S130009666
掲載日 2013年6月5日
研究者
  • 三宅 義明
  • 大澤 俊彦
  • 湊 健一郎
技術名称 抗酸化剤及びフラボノイド化合物の製造方法
技術概要 この抗酸化剤は、図の化学式で示される構造を有するフラボノイド化合物を含有する。この抗酸化剤に含有されるフラボノイド化合物の製造方法は、ヘスペリジンをこのフラボノイド化合物を製造する能力を有するアスペルギルス・サイトイを含む培地を振盪培養し、アスペルギルス・サイトイの栄養菌糸にヘスペリジンからヘスペレチンを微生物変換させる菌糸培養工程を行った後、アスペルギルス・サイトイの栄養菌糸から胞子形成を進行させつつ、培地中のヘスペレチンからフラボノイド化合物を微生物変換させる胞子形成工程を行うように構成し、菌糸培養工程に先立って、アスペルギルス・サイトイを含む培地を振盪培養する予備培養工程を行うように構成したことを特徴とする。なお、菌糸培養工程後の胞子形成工程は、そのまま振盪培養しても、静置培養に切り替えてもどちらでもよい。但し、静置培養する場合には、培地の深さを浅くして培地の体積に対する表面積の割合(比表面積)を大きくすることにより、培地全体を好気的条件に保ち、アスペルギルス・サイトイによる微生物変換効率を高めるように構成するのが好ましい。
画像

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研究分野
  • ピランの縮合誘導体
  • 果実飲料,加工飲料
  • 微生物,組織・細胞培養による物質生産一般
展開可能なシーズ ヘスペリジンの抗酸化剤としての利用拡大を目指して、高い抗酸化作用を発揮することができるように構成されたフラボノイド化合物を含有する抗酸化剤及びフラボノイド化合物の製造方法を提供する。
このフラボノイド化合物(8-ヒドロキシヘスペレチン)は、ヘスペレチンの8位に水酸基が付加された構造を有するため、ヘスペリジン及びヘスペレチンと比べて著しく高い抗酸化作用を発揮する。このため、生体内で活性酸素を消去して過酸化脂質の生成を抑制し、酸化ストレスに起因する癌、動脈硬化、糖尿病の合併症等の生活習慣病の予防に役立てることができる。また、このフラボノイド化合物は、ヘスペリジンをアスペルギルス・サイトイにて微生物変換して抗酸化性が増強されたフラボノイド化合物を生成させることによって製造されるため、高い抗酸化作用を発揮する8-ヒドロキシヘスペレチンを容易に製造できる。
用途利用分野 抗酸化剤、フラボノイド化合物、ヘスペレチン配糖体、ヘスペリジン、ビタミンP、健康食品
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 株式会社ポッカコーポレーション, 国立大学法人名古屋大学, 独立行政法人科学技術振興機構, . 三宅 義明, 大澤 俊彦, 湊 健一郎, . 抗酸化剤及びフラボノイド化合物の製造方法. 特開2002-293778. 2002-10-09
  • C07D 311/32     
  • C09K  15/08     
  • C12P  17/06     

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