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水中での鉄系金属の防食方法

シーズコード S130009669
掲載日 2013年6月5日
研究者
  • 八代 仁
技術名称 水中での鉄系金属の防食方法
技術概要 ワイヤー放電加工における水中での鉄系金属の防食方法は、亜硝酸イオンとともに炭酸イオン、炭酸水素イオンおよび水酸化物イオンのうちの1種以上を固定した陰イオン交換樹脂を充填したカラムに、ワイヤー放電加工における加工液を循環通水して、加工液の電気伝導度を上昇させることなく、腐食性イオンを除去することを特徴とする。金属洗浄保管器は主として、伝導度を調整する通常の純水製造用イオン交換樹脂1aを充填したカラム1Aと、イオン交換樹脂1bを充填し、これによって腐食性イオンを亜硝酸イオンに交換する陰イオン交換カラム1Bと、洗浄・保管槽2と、水のリザーブタンク3と、伝導度計5およびポンプ4とからなる。必要に応じて、カラム1Bに寿命センサー6を設けることができる。タンク3内の水は原則としてカラム1Bを通って洗浄保管槽2へ導かれるが、電気伝導度が上昇した場合、水の一部をカラム1Aに通すことで、伝導度を10μScm-1程度以下に抑える。
画像

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研究分野
  • 防食
展開可能なシーズ 水中での腐食を防止するとともに、防食イオンによる電気伝導度の上昇という問題を生じさせることなく、水中での放電加工を良好に行うことのできる、新しい技術手段を提供する。
陰イオン交換樹脂洗浄過程での洗浄液の量を大幅に減らすことができ、調製した陰イオン交換樹脂を充填したカラムに、電気伝導度10μScm-1程度の典型的なワイヤー放電加工液を通水した場合でも、通水前後でほとんど電気伝導度は変化しない。また、カラムを通じた水の中では、浸漬した鉄は全く腐食しない。ワイヤ放電加工機において、循環する加工液の通水速度を、放電加工作業による加工液の汚染の速さを上回る程度の通水速度とすれば、加工液中における鉄の腐食を防ぐことができる。
用途利用分野 ワイヤー放電加工機、液中防食保管装置、イオン交換樹脂寿命判定装置
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 独立行政法人科学技術振興機構, . 八代 仁, . 水中での鉄系金属の防食方法. 特開2002-301624. 2002-10-15
  • B23H   7/36     
  • C23F  15/00     
  • B01J  41/04     
  • B01J  47/00     
  • B01J  47/02     
  • C02F   1/42     

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