TOP > 技術シーズ検索 > Zn-Al合金製制振デバイスの製造方法

Zn-Al合金製制振デバイスの製造方法

シーズコード S130009842
掲載日 2013年6月5日
研究者
  • 江 立夫
  • 東 健司
  • 高津 正秀
  • 櫛部 淳道
  • 青木 和雄
  • 槙井 浩一
  • 古田 誠矢
技術名称 Zn-Al合金製制振デバイスの製造方法
技術概要 この製造方法における温間鍛造条件のうち、鍛造温度は、まず、室温で超塑性を発現するZn-Al合金を50~200℃に加熱する。この温間鍛造温度は、加工時のナノ結晶構造の粗大化を防止しつつ、超塑性加工時の変形抵抗を低減して生産性を高めると共に、金型の劣化を抑えて寿命延長を図る上で重要であり、好ましくは50℃以上、150℃以下とする。温間鍛造温度が50℃未満では、超塑性Zn-Al合金が延性不足になると共に鍛造時の変形荷重も過大となり、成形金型の割れが懸念される等、金型寿命の低下を招く。一方、温間鍛造温度が200℃を超えると、超塑性を発現するナノ結晶粒が粗大化し、成形品としての耐震用デバイス等に有効な超塑性特性が劣化する。次に、鍛造方法は、温間鍛造条件として、次の(イ)及び(ロ)に示す鍛造速度の異なる多段鍛造を採用する。(イ)100mm/分以上の高速鍛造を、累積変形率70~99.0%まで、少なくとも1回行う工程、及び、(ロ)その後(累積変形率100%まで)、100mm/分未満の低速鍛造で鍛造する工程、である。なお、図の(a)は成形金型、(b)はこの成形金型を鍛造して得られる鍛造品である。
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

thum_2003-132184.gif
研究分野
  • 鍛造技術
  • 金属組織学
  • 建築物の耐震,免震,制震,防振
展開可能なシーズ 室温で超塑性を示すZn-Al合金を用いて温間鍛造する方法であって、成形金型に悪影響を及ぼすこと無く、このZn-Al合金の超塑性特性はそのまま高く維持された鍛造品を生産性よく製造する方法、及びこの方法により非常に優れた超塑性を備えた鍛造品を提供する。
成形金型に悪影響を及ぼすこと無く、この合金の超塑性はそのまま高く維持された鍛造品(鍛造後の伸びは10-2/sの歪速度で100%以上)を30秒以内(好ましくは15秒以内、より好ましくは10秒以内)に鍛造できる結果、耐震性デバイスの如き大型制振部材を極めて生産性よく製造する方法として非常に有用である。
用途利用分野 Zn-Al合金、超塑性Zn-Al合金、制振デバイス、耐震性デバイス、大型制振部材
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 公立大学法人大阪府立大学, 株式会社竹中工務店, 株式会社神戸製鋼所, . 江 立夫, 東 健司, 高津 正秀, 櫛部 淳道, 青木 和雄, 槙井 浩一, 古田 誠矢, . Zn-Al合金製制振デバイスの製造方法. 特開2004-332079. 2004-11-25
  • C22F   1/16     
  • B21J   5/00     
  • B21J   5/06     
  • C22C  18/04     
  • C22F   1/00     

PAGE TOP