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板状リン酸カルシウムおよびその製造方法、ならびにそれを用いた医療用材料およびリン酸カルシウム複合体

シーズコード S130009862
掲載日 2013年6月5日
研究者
  • 古薗 勉
  • 田中 順三
  • 岸田 晶夫
  • 安田 昌司
技術名称 板状リン酸カルシウムおよびその製造方法、ならびにそれを用いた医療用材料およびリン酸カルシウム複合体
技術概要 医療用材料として有用な板状リン酸カルシウムおよびその製造方法とその用途に関する。リン酸塩とカルシウム塩と水とを含んでおり、リン原子に対するカルシウム原子のモル比Ca/Pが1.67未満である混合物を混合攪拌する混合工程、および含まれている水の少なくとも一部を乾燥させて混合物を板状構造体とする乾燥工程により、非晶質ハイドロキシアパタイト以外のものを含む板状構造体を形成し、この板状構造体を焼結することにより、板状構造体の形状を保持したままの板状リン酸カルシウムを製造する。混合工程では、混合物が、リン酸一酸素四カルシウムと炭酸カルシウムとビス(リン酸二水素)カルシウム一水和物と混合攪拌したものに、水あるいはリン酸二水素ナトリウム水溶液、を添加する。
画像

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研究分野
  • 無機工業薬品,無機材料一般
展開可能なシーズ 生体組織や高分子基材等に対する結合性に優れる、広い接触面を有する板状リン酸カルシウムおよびその製造方法を提供する。
焼成条件を変化させることにより、β-リン酸三カルシウム(β-TCP)とハイドロキシアパタイト(HAp)との存在比(β-TCP/HAp)を容易に制御することが可能となる。このため、β-TCP/HApを所望の存在比に制御して、特性の異なる板状リン酸カルシウムを調製し、これを用いて種々の生体適合性複合材料を創出できる。2つの接触面を有する板状リン酸カルシウムは、一方の接触面から他方の接触面に連通する孔を備えたものが得られる。高分子基材等と複合化させる場合の接着強度が、従来ものと比べて格段に向上し、接着強度の大きい複合体を容易に作製できる。たんぱく質などの生体高分子化合物の分離や生成などを目的としたカラム充填材や、フィルターとしても好適に用いることができる。焼成条件を制御することにより、孔の大きさを所望の範囲に調整することもできる。
用途利用分野 板状リン酸カルシウム、医療用材料、カラム充填材、フィルター
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立研究開発法人科学技術振興機構, 国立研究開発法人物質・材料研究機構, 国立研究開発法人国立循環器病研究センター, . 古薗 勉, 田中 順三, 岸田 晶夫, 安田 昌司, . 板状リン酸カルシウムおよびその製造方法、ならびにそれを用いた医療用材料およびリン酸カルシウム複合体. 特開2005-075679. 2005-03-24
  • C01B  25/32     
  • A61L  27/00     

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