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2次元フォトニック結晶分合波器

シーズコード S130009863
掲載日 2013年6月5日
研究者
  • 野田 進
  • 浅野 卓
  • 赤羽 良啓
技術名称 2次元フォトニック結晶分合波器
技術概要 図示した2次元フォトニック結晶分合波器の実施例において、本体21はスラブ状の形状を有する。本体21に空孔22を周期aの三角格子状に空けることにより異屈折率領域を設けて成る2次元フォトニック結晶に、空孔22を1列分だけ線状に欠損させる、即ち空孔22を設けないことによって入力導波路23と出力導波路24を設け、両導波路の間に空孔22を欠損させた2個の点状欠陥25及び26を設ける。2個の点状欠陥は、その形状により定まる共振波長の光を、様々な波長の光が伝播する入力導波路23から分波して出力導波路24に導入する。分波される光の波長スペクトルは、点状欠陥を1個のみとした場合と比較すると、共振波長付近では大きくなり、共振波長から離れた波長域では小さくなる。そのため、導波路の光の波長と共振波長とが誤差によりずれても、共振波長付近の波長スペクトルが大きいために、導波路内の目的波長の光を多く分波することができる。また、共振波長から離れた波長域のノイズや、隣接するチャネルの波長の光が分波されることが抑制される。この2次元フォトニック結晶分合波器では、2個の点状欠陥及び2本の導波路が共に点対称に配置される。
画像

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研究分野
  • 光導波路,光ファイバ,繊維光学
  • 光物性
  • 金属の結晶構造
展開可能なシーズ 各点状欠陥の分合波スペクトルのピーク形状に起因して生じる、入力信号若しくは共振波長のずれによる分合波効率の低下や分合波スペクトルの裾の影響によるクロストークを防ぐことができる、2次元フォトニック結晶分合波器を提供する。
ωに近い領域で分合波スペクトルの値が大きくなることにより導波路中の光の波長に誤差が生じたり、共振器に誤差が生じたりすることにより導波路を伝播する光の周波数ωが共振器の共振周波数ωからずれたりしても、周波数ωにおける分合波スペクトルの値が大きくなるため、従来の分合波器よりも分合波の効率が向上する。また、ωから遠い領域では分合波スペクトルの値が小さくなることにより、分合波される光に不所望の周波数の光が混入してノイズが生じることや、隣接するチャネルの信号周波数に重なってクロストークが生じることを防ぐことができる。
用途利用分野 2次元フォトニック結晶分合波器、2次元フォトニック結晶、分合波器、分波器、合波器
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立研究開発法人科学技術振興機構, 住友電気工業株式会社, . 野田 進, 浅野 卓, 赤羽 良啓, . 2次元フォトニック結晶分合波器. 特開2005-077709. 2005-03-24
  • G02B   6/12     

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