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免疫賦活化作用を有する合成化合物不応答性モデル非ヒト動物

シーズコード S130009887
掲載日 2013年6月5日
研究者
  • 審良 静男
  • 富澤 秀行
  • 山岡 隆
技術名称 免疫賦活化作用を有する合成化合物不応答性モデル非ヒト動物
技術概要 TLR7欠損マウスをR-848で刺激したところ、マクロファージからの炎症性サイトカインの産生誘導や、B細胞の増殖誘導や、樹状細胞の成熟誘導が全く認められないことを見いだした。TLR7欠損マウス由来のマクロファージでは、R-848刺激によるNF-κB、JNK、IRAKなどの細胞内シグナルの活性化が全く認められなかった。TLR7が病原体構成成分だけでなく、合成化合物の認識にも関与していることを示している。TLRファミリーシグナル伝達経路に必須なアダプター分子MyD88の欠損マウスでも、R-848に対する反応性は完全に欠如していたことから、TLR7がイミダゾキノリン系化合物R-848の認識に必須の受容体であることや、イミダゾキノリン系化合物R-848がTLR7-MyD88を介したシグナル伝達経路により、免疫賦活化作用を発揮していると考えられた。同マウスが、イミダゾキノリン系化合物の作用機序の解明だけでなく、TLR7を標的としてウイルス感染症の治療薬等の合成化合薬剤の臨床応用に有用なモデルマウスである。
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研究分野
  • 実験用生物
  • 免疫療法薬・血液製剤の基礎研究
展開可能なシーズ イミダゾキノリン系化合物R-848等の合成化合物不応答性モデル非ヒト動物や、またこれらモデル非ヒト動物を用いたイミダゾキノリン系化合物R-848等の合成化合物に対する応答の抑制物質又は促進物質のスクリーニング方法や、免疫賦活化作用を有する合成化合物のスクリーニング方法を提供する。
イミダゾキノリン系化合物R-848等の合成化合物を特異的に認識するTLR7をコードする遺伝子機能が染色体上で欠損した、イミダゾキノリン系化合物R-848等の合成化合物不応答性モデル非ヒト動物や、またこれらモデル非ヒト動物を用いたイミダゾキノリン系化合物R-848等の合成化合物に対する応答の抑制物質又は促進物質のスクリーニングや、免疫賦活化作用を有する合成化合物のスクリーニングが可能となった。
用途利用分野 イミダゾキノリン系化合物R-848等不応答性モデル動物、イミダゾキノリン系化合物R-848等不応答性研究技術、免疫賦活剤スクリーニング用モデル動物、免疫賦活剤スクリーニング技術
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 独立行政法人科学技術振興機構, 大日本住友製薬株式会社, . 審良 静男, 富澤 秀行, 山岡 隆, . 免疫賦活化作用を有する合成化合物不応答性モデル非ヒト動物. . 2005-03-10
  • A01K  67/027    
  • A61K  31/437    
  • A61K  45/00     
  • A61P  31/12     
  • A61P  37/04     
  • C12Q   1/02     
  • G01N  33/15     
  • G01N  33/50     

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