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高耐熱性,高強度Co基合金及びその製造方法

シーズコード S130010170
掲載日 2013年6月6日
研究者
  • 石田 清仁
  • 貝沼 亮介
  • 及川 勝成
  • 大沼 郁雄
  • 佐藤 順
技術名称 高耐熱性,高強度Co基合金及びその製造方法
技術概要 Co基合金は、質量比でAl0.1~10%、W3.0~45%で両者の合計が50%未満、残部が不可避的不純物を除きCo、の基本組成を有し、必要に応じ、グループI(B、C、Y、La又はミッシュメタル、合計含有量0.001~2.0%の範囲)及び/又はグループII(Ni、Ir、Fe、Cr、Mo、Re、Ru、Ti、Nb、Zr、V、Ta、Hf、合計含有量0.1~50%の範囲)から選ばれた一種又は二種以上の合金成分を含む。Co基合金は、fcc構造のCo主体のマトリックス相(γ相)と、原子比でCo(Al、W)のL1構造のfcc構造の金属間化合物からなり、マトリックス相粒内に析出する析出相(γ相)を有し、Co基合金マトリックス相(γ相)とCo(Al、W)析出相(γ相)との格子定数のミスマッチが0.5%以下で、Co(Al、W)析出相(γ相)は、粒径50nm~1μmで、析出量40~85体積%の範囲にあり、かつ、800℃におけるビッカース硬度250以上である。Co基合金の製造方法は、所定形状に成形後、1100~1400℃の温度域で溶体化した後、温度域500~1100℃での時効処理を施す。
画像

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研究分野
  • 機械的性質
  • 熱処理技術
  • 非鉄金属材料
展開可能なシーズ 高融点のCo(Al、W)を析出分散させて高強度化することにより、従来のNi基合金に匹敵する耐熱性を呈し、組織安定性にも優れたCo基合金を提供する。
優れた高温特性を活かして、従来のCo基耐熱合金が使用されていた部材の高強度化が図られることはもとより、Ni基合金が利用されてきた部材を代替する用途も見込まれる。具体的には、ガスタービン部材、飛行機用エンジン部材、化学プラント部材、ターボチャージャーロータ等の自動車用エンジン部材、高温炉部材等に好適な素材として使用される。高強度、高弾性で耐食性にも良好なことから、表面肉盛り材、ゼンマイ、バネ、ワイヤ、ベルト、ケーブルガイド等の素材としても使用される。
用途利用分野 高耐熱性高強度Co基合金、Co基合金、ガスタービン部材、飛行機用エンジン部材、化学プラント部材、ターボチャージャーロータ、自動車用エンジン部材、高温炉部材
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 独立行政法人科学技術振興機構, . 石田 清仁, 貝沼 亮介, 及川 勝成, 大沼 郁雄, 佐藤 順, . 高耐熱性,高強度Co基合金及びその製造方法. . 2009-03-19
  • C22C  19/07     
  • C22F   1/10     

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