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形状記憶性及び超弾性を有する鉄系合金及びその製造方法

シーズコード S130010172
掲載日 2013年6月6日
研究者
  • 石田 清仁
  • 貝沼 亮介
  • 須藤 祐司
  • 田中 優樹
技術名称 形状記憶性及び超弾性を有する鉄系合金及びその製造方法
技術概要 形状記憶性及び超弾性を有する鉄系合金は、Ni25~35質量%、Co13~25質量%、及びAl2~質量%を含有し、さらにTi1~5質量%、Nb2~10質量%、及びTa3~20質量%からなる群から選ばれた少なくとも一種を合計で1~20質量%含有し、残部がFe及び不可避的不純物からなる組成を有する。金属組織は、γ相及びγ’相からなり、冷間加工方向における前記γ相の<100>又は<110>方向の存在頻度(電子背面散乱パターン法により測定)が2以上である再結晶集合組織を有し、上記γ相の結晶粒界の20%以上が、方位差が15°以下の小角粒界であり、マルテンサイト変態及び逆変態の熱ヒステリシスにおける逆変態終了温度とマルテンサイト変態開始温度との差が100℃以下である。この鉄系合金の製造方法は、焼鈍を介して冷間加工を複数回行い、その際冷間加工方向における上記存在頻度が2以上になるように、最終焼鈍後の冷間加工の合計加工率を50%以上に設定し、上記冷間加工後に800℃以上の温度で溶体化処理し、さらに200℃以上800℃未満の温度で時効処理を行うことを特徴とする。上記第一の焼鈍工程から時効処理までの工程を図に概略的に示す。
画像

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研究分野
  • 金属組織学
  • 鉄鋼材料
  • 熱処理技術
展開可能なシーズ 実用温度域で優れた形状記憶性及び超弾性を有するとともに、良好な加工性、耐食性及び磁気特性を有する鉄系合金、及びその製造方法を提供する。
γ相の特定結晶方位が揃った再結晶集合組織を有し、マルテンサイト変態及び逆変態の熱ヒステリシスにおける逆変態終了温度とマルテンサイト変態開始温度との差が100℃以下であるので、従来の鉄系合金に比べて形状記憶性及び超弾性が著しく向上している。その上、Fe―Ni―Co―Al系合金であるこの鉄系合金は、材料コストが安く、加工性及び耐食性に優れているので、線材、板材、箔、バネ材、パイプ材等の種々の加工品に好適である。
用途利用分野 形状記憶性鉄系合金、形状記憶合金、超弾性鉄系合金、鉄系合金、線材、板材、箔、バネ材、パイプ材
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立研究開発法人科学技術振興機構, . 石田 清仁, 貝沼 亮介, 須藤 祐司, 田中 優樹, . 形状記憶性及び超弾性を有する鉄系合金及びその製造方法. . 2009-04-30
  • C22C  38/00     
  • C22C  38/14     
  • C22C  38/60     
  • C21D   8/00     
  • C21D   8/12     
  • C21D   9/46     

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