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分子応答性ゲル微粒子およびその製造方法ならびにその利用

シーズコード S130010283
掲載日 2013年6月6日
研究者
  • 宮田 隆志
  • 浦上 忠
技術名称 分子応答性ゲル微粒子およびその製造方法ならびにその利用
技術概要 標的分子に応答して体積変化する分子応答性ゲル微粒子は、1つの重合性C=C二重結合を有するモノマーと、2個以上の重合性C=C二重結合、および、一般式(1)-(RO)- ・・・(1)(一般式(1)中、Rはエチレン、プロピレン、またはテトラメチレンであって、ROの繰り返し単位ごとに同じであっても異なっていてもよく、nは3~13の整数を表す)で表されるアルキレングリコール鎖を含む架橋性モノマーと、を乳化重合させて得られる高分子ゲル微粒子に、包接化合物を形成する複数のホスト分子が化学結合を介して固定されており、ホスト分子は、シクロデキストリン、クラウン化合物、シクロファン、アザシクロファン、カリックスアレーンおよびそれらの誘導体からなる群より選択される少なくとも1種類以上の分子である。ホスト分子は、ホスト分子に導入した反応性官能基が、乳化重合によって、高分子ゲル微粒子を形成する高分子化合物に取り込まれることにより高分子ゲル微粒子に固定されている。
画像

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研究分野
  • コロイド化学一般
展開可能なシーズ 高分子ゲル微粒子は一般的には乳化安定剤として低分子量の界面活性剤を用いたいわゆる乳化重合によりモノマーを重合させることにより製造される。しかし分子応答性ゲル微粒子の製造においては、界面活性剤が分子応答性に悪影響を及ぼすおそれがあるため、乳化剤を用いない合成方法が望まれる。そこで、特定の分子を認識して粒子サイズを変化させる分子応答性ゲル微粒子及びその製造方法を提供する。
この分子応答性ゲル微粒子は、標的分子に応答して体積変化する分子応答性ゲル微粒子であって、架橋構造を有する高分子ゲル微粒子に、包接化合物を形成する複数のホスト分子が固定されてなるので、2以上のホスト分子が、標的分子内の異なる原子団を包接することにより、2以上のホスト分子と標的分子とによって、分子応答性ゲル微粒子内に新たな架橋が形成される。それゆえ、分子応答性ゲル微粒子の体積を変化させることができる。この分子応答性ゲル微粒子の製造方法は、特定の分子を認識して粒子サイズを変化させる分子応答性ゲル微粒子を好適に製造することができる。
用途利用分野 分子応答性ゲル微粒子、分子応答性ゲル微粒子を用いた標的分子の検出試薬、標的分子検出キット、標的物質吸着除去材料、センサー素子
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立研究開発法人科学技術振興機構, 学校法人 関西大学, . 宮田 隆志, 浦上 忠, . 分子応答性ゲル微粒子およびその製造方法ならびにその利用. . 2010-07-29
  • C08F 290/10     
  • B01J  20/26     

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