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腫瘍細胞増殖を抑制するオリゴヌクレオチド及び方法

シーズコード S130010319
掲載日 2013年6月6日
研究者
  • 浜口 道成
  • 國料 俊男
  • 二村 雄次
技術名称 腫瘍細胞増殖を抑制するオリゴヌクレオチド及び方法
技術概要 NEK2キナーゼが胆管癌細胞などの腫瘍細胞において図2に示すように特異的に発現していることを見出したことより、前記目的は、RNA干渉法によりこのNEK2キナーゼの発現を抑制し、腫瘍細胞の増殖を抑制することにより達成されることが分かった。本発明は、配列番号1(NEK2遺伝子)の塩基配列の403~423番目の塩基配列中の連続する19塩基を少なくとも含む、該遺伝子の塩基配列の連続する30塩基以下の塩基配列に相当するオリゴリボヌクレオチド及びその相補的オリゴリボヌクレオチドから成る2本鎖RNAを腫瘍細胞へ導入することからなる、該腫瘍細胞を抑制する方法を提供する。また、本発明は、配列番号1(NEK2遺伝子)の塩基配列の403~423番目の塩基配列中の連続する19塩基を少なくとも含む、配列番号1の塩基配列の連続する30塩基以下の塩基配列に相当するオリゴリボヌクレオチド及びその相補的オリゴリボヌクレオチドから成る2本鎖RNAを含む腫瘍増殖抑制用キットを提供する。
画像

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研究分野
  • ヌクレオシド,ヌクレオチド
  • 遺伝子の複製
  • 腫ようの治療一般
展開可能なシーズ シグナル伝達経路の異常が癌等の疾患の原因となるため、シグナル伝達を標的因子とする分子標的治療が注目されている。Nek2は1q32.2-q41に存在している445アミノ酸からなる51763Daのタンパクであり、C末端にセリンスレオニンキナーゼまたロイシンジッパーモチーフ、PPIバインディングサイトを有しており、アスペルギルス類である、M期進行に関連する遺伝子NIMAのホモロジー検索にて哺乳類で同定された。NEK2キナーゼの配列に相当する二重鎖RNAがNek2キナーゼを阻害し、腫瘍細胞の増殖を抑制するRNAiとして用いられている。本発明はNEK2遺伝子の発現を抑制することにより腫瘍細胞の増殖を抑制する方法を提供することを目的とする。
本発明は胆道癌(胆管細胞癌、胆嚢癌)、乳癌、膵癌、食道癌、胃癌、大腸癌、肝細胞癌、肺癌、喉頭癌、咽頭癌、甲状腺癌、子宮癌、卵巣癌、腎細胞癌、前立腺癌、膀胱癌、悪性黒色腫、脳腫瘍等の腫瘍細胞の増殖抑制剤として用い得る。この他、炎症細胞などの増殖抑制や、手術創治癒の際に生じるケロイドの予防薬として用いることも可能である。
用途利用分野 腫瘍細胞増殖抑制剤、癌治療薬、ケロイド予防薬、炎症細胞増殖抑制剤
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立研究開発法人科学技術振興機構, . 浜口 道成, 國料 俊男, 二村 雄次, . 腫瘍細胞増殖を抑制するオリゴヌクレオチド及び方法. 特開2010-265270. 2010-11-25
  • A61K  31/713    
  • A61K  48/00     
  • A61P  35/00     
  • C12N  15/113    

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