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糖鎖リガンド複合体、およびそのリガンド複合体を用いたタンパク質の分析方法

シーズコード S130010402
掲載日 2013年6月6日
研究者
  • 隅田 泰生
技術名称 糖鎖リガンド複合体、およびそのリガンド複合体を用いたタンパク質の分析方法
技術概要 本発明のリガンド複合体は、式1(式中、p、qは0以上6以下の整数)にて表される構造を備え、前記Xとして、末端に芳香族アミノ基を有するとともに、主鎖に炭素-窒素結合を有していてもよい炭化水素誘導鎖を、1鎖又は2鎖又は3鎖含んでなる構造を備え、前記Yとして、硫黄原子を含む炭化水素構造を備え、前記Zとして、炭素-炭素結合又は炭素-酸素結合を持つ直鎖構造を備えているリンカー化合物と、還元末端を有する糖とが、上記芳香族アミノ基を介して結合している。本発明のリガンド複合体は、図1に示すような手順で表面プラズモン共鳴(SPR)のセンサチップやアフィニティクロマトグラフィーの担持体等のタンパク質分析用の支持体に固定化されて用いられるものであり、支持体表面と結合することのできるリンカー化合物と、分析対象となるタンパク質などと特異的に相互作用することのできる糖鎖とから構成されている。前記リンカー化合物を用いることによって、前記糖分子とタンパク質との相互作用を再現性よく評価できる。また、前記リガンド担持体は、未知タンパク質の同定に利用できる。さらに、本発明によれば、未知タンパク質の同定を行える。
画像

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研究分野
  • 分子構造
  • 少糖類
  • 芳香族単環アミン・イミン・第四アンモニウム・インモニウム
展開可能なシーズ 糖とタンパク質との相互作用解析は糖1分子だけでは活性が低いため、糖を集合化させる必要がある。このため、センサチップ表面に固定可能な部位及び糖を導入可能な部位を分子内に有するリンカー化合物を作製し、これに1単位又は2単位の糖を導入してなるリガンド複合体を得、センサチップ上に集合化糖を作製している。しかし、導入される糖鎖は硫酸化糖に限られている。本発明は市販の還元末端を有する糖を導入してなる新規リガンド複合体、タンパク質の同定に使用することのできるリガンド担持体、及びタンパク質の分析方法を提供することを目的とする。
本発明のリガンド複合体は、一つのリガンド複合体内に複数の糖分子を導入できるので、前記リガンド複合体同士が支持体表面に集合化することを避けつつ、糖分子については集合化させることができる。本発明のリンカー化合物を用いることにより、前記糖分子とタンパク質との相互作用を再現性よく評価できる。また、本発明にかかるリガンド担持体は、未知タンパク質の同定に利用できる。さらに、本発明によれば、未知タンパク質の同定を行える。
用途利用分野 糖の生物活性評価、タンパク質分析装置、アフィニティクロマトグラフィー、表面プラズモン共鳴センサチップ
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立研究開発法人科学技術振興機構, 国立大学法人 鹿児島大学, . 隅田 泰生, . 糖鎖リガンド複合体、およびそのリガンド複合体を用いたタンパク質の分析方法. 特開2011-201921. 2011-10-13
  • C07H  15/26     
  • G01N  27/62     
  • G01N  33/53     
  • G01N  33/547    

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