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カルシウム吸収促進剤及びその製造方法

シーズコード S130010435
掲載日 2013年6月6日
研究者
  • 熊谷 日登美
技術名称 カルシウム吸収促進剤及びその製造方法
技術概要 植物タンパク質に、少なくともアニオン交換樹脂によるフィチン酸塩除去処理及び弱酸性カチオン交換樹脂による脱アミド化処理を行うことにより製造されるカルシウム吸収促進剤である。植物タンパク質がダイズタンパク質であり、交換基としてカルボキシル基を有する弱酸性カチオン交換樹脂による脱アミド化処理を、0~50℃の温度で行って得られるカルシウム吸収促進剤およびその製造方法である。カルシウム吸収促進剤は、好ましくはカルシウム剤と共にカルシウム強化食品、飼料、カルシウム強化用栄養組成物及び医薬品製剤として提供される。カルシウム剤としては、魚や動物の骨、卵殻、貝殻等を粉砕してなる粉末、塩化カルシウム、炭酸カルシウム、乳酸カルシウム、グルコン酸カルシウム、リン酸カルシウム等のカルシウム塩が挙げられる。図1には大豆タンパク質について、実施例記載のアニオン交換樹脂で処理したフィチン酸塩除去量を例示している。
画像

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研究分野
  • 食品蛋白質
  • 代謝作用薬の基礎研究
  • 運動器系疾患の薬物療法
展開可能なシーズ ダイズタンパク質に限らず、豆類、穀類等の植物タンパク質は、構成成分としてカルシウムと弱く結合し得る酸性アミノ酸を多く含むため、カルシウム吸収促進剤として望ましいと考えられるが、その酸性アミノ酸の多くが酸アミド型として存在し、そのままの状態ではカルシウムと結合することができない。そこで、ダイズタンパク質等の植物タンパク質をカルシウム吸収促進剤の原料とする場合に、カルシウム吸収促進効果を高めるために、フィチン酸を予め除去し、且つ酸アミド基のアミノ基を予め除去する方法を開発する。
カルシウム吸収促進剤は、植物タンパク質からフィチン酸またはその塩を除去すると共に、その構成アミノ酸の酸アミド基を弱酸性カチオン交換樹脂により脱アミド化しているため、高効率のカルシウム吸収促進剤を低コストで得ることができる。イオン交換樹脂は、再生可能であるため、さらにコストを低減でき、また省資源の観点からも好ましい。カルシウム吸収促進剤は、高いカルシウム吸収促進効果を有すると共に、食品加工性に優れ、広範囲の食品に適用することができる。
用途利用分野 カルシウム吸収促進剤、食品添加剤
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 学校法人日本大学, . 熊谷 日登美, . カルシウム吸収促進剤及びその製造方法. 特開2001-163800. 2001-06-19
  • A61K  36/48     
  • A61K  38/00     
  • A61P  19/10     
  • A61P   3/14     
  • A61P  43/00     

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