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生物の組織を薄切した切片からなる動物細胞の培養担体と、この担体を用いる動物細胞の培養方法および移植方法

シーズコード S130010490
掲載日 2013年6月6日
研究者
  • 竹澤 俊明
  • 今井 敬
  • 高橋 透
  • 橋爪 一善
技術名称 生物の組織を薄切した切片からなる動物細胞の培養担体と、この担体を用いる動物細胞の培養方法および移植方法
技術概要 培養系に於いて動物細胞に生体組織の場所的かつ時間的環境情報を提供するために、生体組織の薄切切片を、直接もしくは無細胞化するなどの処理を施した後に、培養担体として用いる。屠殺により採取した妊娠241日齢のウシ胎盤をOCTコンパウンドに包埋した後に、液体窒素で急速凍結した。凍結ミクロトームで、5,10,20μmに薄切した切片を、スライドグラス上に調製した。この凍結切片を付着伸展したスライドグラス4枚を、菌液トレイに装入した。この菌液トレイに20mlのHBSS(Hanks Balanced Salt Solution)を注入して、室温で5分間静置した後に除去した。この操作で、切片よりOCTコンパウンドを除去した。次に、菌液トレイに20mlの70%エタノールを注入して、室温で10分間静置した後に除去した。この操作で、切片組織の固定および滅菌を行った。その後、菌液トレイ内の切片付着スライドグラスを20mlのHBSSで2回、20mlの培養液で1回、リンスした。このようにして、ウシ胎盤の凍結切片からなる細胞培養担体を、スライドグラスを支持体として、以後培養容器として使用する菌液トレイ内に作製した。
画像

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研究分野
  • 細胞・組織培養法
展開可能なシーズ 動物細胞の培養担体として、より生体組織に近い培養環境、即ち、目的とする生体組織の場所的かつ時間的情報が組込まれた環境を提供する。
動物細胞の培養担体として、より生体組織に近い培養環境が提供される。この培養担体上で細胞を培養することにより、目的とする細胞と、生体組織の場所的かつ時間的情報との相互作用を利用した細胞の諸性質や特性の解明、およびその相互作用を利用した遺伝子の機能解析、さらには生体組織の鋳型を利用した組織の再構築、およびその再構築組織の移植が可能となる。
用途利用分野 培養担体、動物細胞培養装置、遺伝子機能評価装置、培養臓器
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構, 竹澤 俊明, . 竹澤 俊明, 今井 敬, 高橋 透, 橋爪 一善, . 生物の組織を薄切した切片からなる動物細胞の培養担体と、この担体を用いる動物細胞の培養方法および移植方法. 特開2001-340076. 2001-12-11
  • C12N  11/16     
  • C12M   3/00     
  • C12N   5/071    
  • A61L  27/00     

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