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有機体窒素化合物の分解方法及び水処理方法

シーズコード S130010491
掲載日 2013年6月6日
研究者
  • 祥雲 弘文
技術名称 有機体窒素化合物の分解方法及び水処理方法
技術概要 S.antibioticusNRRLB-546によるN0排出削減型窒素除去を実験した。培地Bに10mMずつの亜硝酸とアンモニアを添加した培地(pH5.0:実施例12、pH7.2:実施例13)を用いて、好気条件でS.antibioticusNRRLB-546を培養すると、気相中に窒素ガスが生成することが分かった(図3)。この例においては、硝酸又は亜硝酸は、安定同位体15Nで標識してあるので、アンモニアと硝酸又は亜硝酸のハイブリッドによる窒素ガスは、1514Nとして検出される。培地Aに10mMずつの硝酸とアンモニアを添加した培地(pH5.0:実施例14、pH7.2:実施例15)を用いて、好気条件でS.antibioticusNRRLB-546を培養した。この場合も、気相中に窒素ガスが生成することが分かった(図3)。このことはS.antibioticusNRRLB-546が、硝酸を亜硝酸に変換し、亜硝酸から窒素ガスを生産することを示す。実施例12~15の際、亜酸化窒素の生成量が少なかった。本菌を用いるシステムは亜酸化窒素排出抑制型排水処理システムの構築に有用である。
画像

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研究分野
  • 下水,廃水の生物学的処理
展開可能なシーズ 本発明の課題は、有機体窒素化合物から亜硝酸を生産する能力を有する微生物によって、有機体窒素化合物から亜硝酸を生産する方法を得ることである。また、有機体窒素化合物から窒素を生産する能力を有する微生物によって、効率的な水処理方法を得、水処理の際のNO生成を効率的に抑制することである。
本発明によれば、単一の微生物を用いて有機体窒素化合物を亜硝酸又は窒素に変換できるので、従来に比べ制御が容易で効率的な窒素除去システムを提供することができる。また、本発明の方法は、制御が容易で効率的であるので、たとえ好気的な条件であっても、N0を発生させないで、有機体窒素化合物から窒素を除去するシステムの構築が可能である。かかる窒素除去は、温室ガスN0の大気中への放散が少ない環境にやさしい技術である。
用途利用分野 廃水処理法、有機体窒素化合物分解法、微生物学的廃水処理法、亜酸化窒素排出抑制型廃水処理システム
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人 筑波大学, . 祥雲 弘文, . 有機体窒素化合物の分解方法及び水処理方法. 特開2002-316190. 2002-10-29
  • C02F   3/34     
  • C01B  21/50     
  • C01C   1/08     
  • C12P   3/00     

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