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有機金属錯体及びその製造方法並びに気体吸蔵物質

シーズコード S130010498
掲載日 2013年6月6日
研究者
  • 森 和亮
技術名称 有機金属錯体及びその製造方法並びに気体吸蔵物質
技術概要 有機配位子が格子点に存在する新規な2次元格子構造(一般式(2)、図1)から成り、気体吸蔵能を有する金属ポルフィリン錯体の製造方法である。この錯体は、金属塩と式(5)(図2)に示されるポルフィリン化合物とを溶媒中で混合することにより得られる。金属塩としては、ギ酸塩、酢酸塩などがあり、溶媒としては金属塩とポルフィリン化合物を共に溶解し易く、かつ生成物である有機金属錯体を溶解し難い有機溶媒が好ましい。例では、酢酸亜鉛・二水和物とTCCP(テトラキス(4‐カルボニルフェニル)ポルフィリン)をそれぞれメタノールに溶解し、2つの溶液をそれぞれろ過した後、混合し、得られた沈殿を遠心分離後、乾燥して亜鉛ポルフィリン錯体を合成している。元素分析、NMRから有機金属錯体であることを確認、また、20torrのAr環境下、液体窒素で室温から77Kまで約10分間かけて冷却し、その重量の変化を精密電子天秤を用いて測定することにより、気体(Ar)の吸蔵量を測定、この金属錯体がZn原子1モル当たり最大で3.81モルのArを吸蔵することを確認している。
画像

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研究分野
  • 配位化合物一般
  • 八員環以上の複素環化合物
  • 固-気界面一般
展開可能なシーズ 有機配位子が格子点に存在する新規な2次元格子構造を有し、かつ、気体吸蔵能を有する有機金属錯体を提供すること、並びに、この有機金属錯体を工業的に有利に製造する方法を提供する。
本技術の有機金属錯体は、ポルフィリン構造の配位子を格子点とする新規な2次元格子構造を有し、更にこの格子構造によって規定される細孔内に気体を吸着することから、気体吸蔵物質や気相酸化触媒等の各種触媒材料として有用である。また、容易且つ安価に製造でき、工業的にも有利である。
用途利用分野 有機金属錯体、気体吸蔵材料、発光素子(ディスプレイ用)、有機染料(着色剤)、光学記録媒体(レーザ光)
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 学校法人神奈川大学, . 森 和亮, . 有機金属錯体及びその製造方法並びに気体吸蔵物質. 特開2004-067596. 2004-03-04
  • C07D 487/22     
  • B01J  20/22     

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