TOP > 技術シーズ検索 > 導入遺伝子のサイレンシングを回避する方法

導入遺伝子のサイレンシングを回避する方法

シーズコード S130010541
掲載日 2013年6月6日
研究者
  • 松岡 雅雄
  • 赤坂 甲治
技術名称 導入遺伝子のサイレンシングを回避する方法
技術概要 導入しようとする外来遺伝子の5’上流にプロモーターを配置した遺伝子カセットを作製する。外来遺伝子の発現効率は一般的には高くないので、その外来遺伝子の発現量を増加させる目的で、プロモーター・エンハンサーを外来遺伝子の上流領域に配置する。そして好ましい態様においては、その遺伝子カセットを挟むようにして、5’上流と3’下流にArsIをアンチセンスの方向で導入する。しかし、本発明はその態様に限定されるものではなく、ArsIが抗サイレンシング効果を有する限り、ArsIを5’上流と3’下流にセンスの方向で導入する態様や、5’上流又は3’下流の片方にのみArsIを導入する態様も本発明の範囲内である。
研究分野
  • 遺伝子操作
展開可能なシーズ ウイルスベクターを用いた遺伝子治療において導入された遺伝子のサイレンシングの現象のために、宿主体内に治療の目的で遺伝子を導入しても長期的には遺伝子の発現が抑制されてしまう。そこで、ウイルスベクターの発現を安定化させるための新たな方法を提供する。
抗サイレンシング効果のために、ウニアリルスルファターゼインスレーター(Ars insulator:ArsI)をアンチセンス方向に組み込んだウイルスベクターを用いると、サイレンシングによって導入遺伝子の発現効率が低下することを防ぐことができる。またArsIはウイルス産生を減少させることもなかった。よってArsIを導入したウイルスベクターの効果は長期に渡って安定であって遺伝子治療に適した特性を有している。本発明により、導入遺伝子と共に、ウニアリルスルファターゼ由来のインスレーターを導入することを特徴とする、導入遺伝子のサイレンシングを回避する方法が提供された。
用途利用分野 導入遺伝子のサイレンシングを回避するインスレーター、このインスレーターを導入したウイルスベクター
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人京都大学, 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構, . 松岡 雅雄, 赤坂 甲治, . 導入遺伝子のサイレンシングを回避する方法. 特開2004-283067. 2004-10-14
  • C12N  15/09     

PAGE TOP