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有機金属錯体並びに該錯体を用いた気体吸蔵物質、水素化反応用触媒及び水素化反応方法

シーズコード S130010548
掲載日 2013年6月6日
研究者
  • 森 和亮
技術名称 有機金属錯体並びに該錯体を用いた気体吸蔵物質、水素化反応用触媒及び水素化反応方法
技術概要 金属原子と、金属原子に配位結合した金属ポルフィリン構造を有する配位子とから構成された、化1に示される2次元格子構造を繰り返し単位として有する有機金属錯体である。化1において、M及びMは各々独立に、金属原子を表わす。R、R、R、及びRは各々独立に、Mにカルボキシル基で配位結合できる二価の有機基を表わす。R~R12は各々独立に、水素原子、ハロゲン原子、又は一価の有機基を表わす。錯体の製造例としては、酢酸ロジウム(II)二量体二水和物100.1mg(2.094×10-4mol)と、TCPP165.6mg(2.094×10-4mol)と、脱水メタノール25mlとを、窒素気流下でオートクレーブ中に密閉し、180℃で3時間加熱することにより配位子交換し、二次元ブロック錯体を合成した。オートクレーブを冷ました後、遠心分離しメタノールで洗浄後、真空乾燥することにより、中心金属を有さないポルフィリン系有機金属錯体であるTCPPロジウム(II)錯体[TCPPRh(II)錯体]を得た。
画像

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研究分野
  • 配位化合物一般
展開可能なシーズ ポルフィリン構造を繰り返し単位として有する有機金属錯体が合成・同定されており、水素化反応が試みられた報告があるが、その構造中に金属ポルフィリン骨格を有する有機金属錯体は、未だ報告されていない。そこで、ポルフィリン骨格を有する新規な構造を有するとともに、気体吸蔵物質や水素化反応用触媒として優れた活性を有する有機金属錯体を提供する、並びに、この有機金属錯体を用いた気体吸蔵物質及び水素化反応用触媒、更にはこの触媒を用いた水素化反応方法を提供する。
有機金属錯体が吸蔵できる気体の種類は、水素ガス、酸素ガス、窒素ガス、アルゴンガス、メタン、メタンを含む天然ガス等が挙げられる。有機金属錯体は、配位子として用いる金属ポルフィリン化合物を適切に選択することにより、光動力学療法に対する増感材、ディスプレイ等の表示装置における発光素子、有機染料(着色剤)、レーザー光に対応する光学記録媒体など、各種の光機能材料や有機-無機電子材料として、多くの工業的用途が期待できる。化学的にも安定であることから、化粧品や脱臭剤としての用途などにも利用できる。
用途利用分野 気体吸蔵物質、水素化反応用触媒、有機金属錯体試薬、発光素子、レーザー光に対応する光学記録媒体
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 学校法人神奈川大学, . 森 和亮, . 有機金属錯体並びに該錯体を用いた気体吸蔵物質、水素化反応用触媒及び水素化反応方法. 特開2004-238347. 2004-08-26
  • C07D 487/22     
  • B01J  20/22     
  • B01J  31/22     
  • C07B  31/00     
  • C07C   5/03     
  • C07C  11/04     

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