TOP > 技術シーズ検索 > 廃液に含有される有用金属の回収方法

廃液に含有される有用金属の回収方法

シーズコード S130010552
掲載日 2013年6月6日
研究者
  • 阿部 孝之
  • 城石 昭弘
  • 牧澤 茂夫
  • 蓮尾 任志
技術名称 廃液に含有される有用金属の回収方法
技術概要 有用金属の回収装置には、図に示すように、アノード室1と、アノード室1にカチオン交換膜を利用した膜-電極接合体(アノード)2を介して設置される中間液槽3と、中間液槽3にアニオン交換膜4を介して設置されるカソード室である廃液槽5と、廃液槽5中に収納される廃液6中に配設され膜-電極接合体(アノード)2に接続されるカソードである金属回収電極7とが設けられる。有用金属回収装置のアノード室1は、燃料電池に用いられるアノード室を適用することができ、アノード室に供給される水素を膜-電極接合体2を介して水素イオンとして中間液槽に収納される溶液中へ流出する。アノード室1と中間液槽3間に設けられる膜-電極接合体2は、電極成分とカチオン交換膜成分とを接合した接合体であり、電極成分としては白金、ルテニウム等の燃料電池用触媒に用いられるものを使用することが好ましく、カチオン交換膜成分としては燃料電池用に使用されるカチオン交換膜成分ならいずれも使用できるが、パーフルオロスルホン酸/ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)共重合体製等の高分子電解質膜等を使用することが好ましい。
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

thum_2004-147046.GIF
研究分野
  • 廃水処理
  • 固体デバイス製造技術一般
  • 廃水処理・処分
展開可能なシーズ ハロゲン気体等の有害ガスを発生させず、環境に配慮し、廃液中に含有される有用金属を回収し、資源とエネルギーの有効活用を図ることができる廃液に含有される有用金属の回収方法や、これに用いる装置を提供する。
半導体製造工程におけるエッチング廃液や、メッキ廃液等の産業廃液に含有される有用金属を、有害ガスを発生させず環境破壊を抑制して回収でき、更に、これらの産業廃液に含有される金属イオンの対イオンに相当する酸が濃縮され、且つ、電気エネルギーを発生するため、濃縮された酸の再利用や、発生する電気エネルギーの利用も可能とし、資源とエネルギーの有効活用に資する。また、アノードに供給される気体よりイオン化傾向が貴な金属、例えば銀を含有する廃液にも適用でき、更に印加することによりアノードに供給される気体よりイオン化傾向が卑な金属、例えば鉄やニッケルやすずを含有する廃液にも適用できる。更に、数種の金属イオンを含有する廃液においても析出電圧の違いを利用した分別回収を行うことができる。
用途利用分野 有用金属回収装置、エッチング廃液、メッキ廃液、産業廃液、塩酸系銅エッチング廃液、燃料電池システム
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人富山大学, . 阿部 孝之, 城石 昭弘, 牧澤 茂夫, 蓮尾 任志, . 廃液に含有される有用金属の回収方法. 特開2005-325437. 2005-11-24
  • C25C   1/00     
  • C02F   1/461    
  • C22B  15/00     
  • C25C   1/12     
  • C25C   7/04     

PAGE TOP