TOP > 技術シーズ検索 > 摺動材

摺動材

シーズコード S130010557
掲載日 2013年6月6日
研究者
  • 岩井 善郎
  • 本田 知己
  • 米沢 晋
  • 南 直喜
技術名称 摺動材
技術概要 熱可塑性樹脂からなりほぼ同じ粒径を有する多数の粉粒体を互いに隙間なく接合して成形されている摺動材であって、少なくとも摺動面を含む領域に粉粒体群の接合部分3に沿って金属(金属部分1)がネットワーク状に担持され、金属がネットワーク状に担持された領域には、金属の層厚を変化させて金属の含有率の異なる部分が形成されている。前記領域は、層状に形成されていることや、粉粒体がメッキ処理で金属の被膜が表面に形成されていることが好適である。前記金属は、Ni、Cu、Sn、Cr、Zn、Co、Ti、Al、Ag、Ni-P、Ni-B、Ni-Cu-P、Ni-Co-P、Ni-Cu-Bの内のひとつ、また、前記粉粒体を構成する熱可塑性樹脂(熱可塑性樹脂部分2)は、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ABS樹脂、ポリアミド(PA)、ポリスルフォン(PSU)、AS樹脂、ポリスチレン(PS)、塩化ビニリデン樹脂(PVDC)、フッ化ビニリデン樹脂、PFA樹脂、ポリフェニレンエーテル(PFE)、メチルペンテン樹脂、メタクリル酸樹脂の内のひとつ以上を用いることができる。
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

thum_2004-236902_1.GIF thum_2004-236902_2.GIF thum_2004-236902_3.GIF
研究分野
  • 固体の機械的性質一般
  • 潤滑法
  • 金属材料
展開可能なシーズ 金属樹脂複合体を用いることで金属及び樹脂がバランスよく分布して安定した特性を有する摺動材を提供する。
摺動面では表面が摩耗しても常時熱可塑性樹脂と金属とが同じような分布状態で露出し、熱可塑性樹脂の低摩擦性並びに金属の耐摩耗性及び導電性がバランスよく安定する。そして、粉粒体の粒径及び金属の層厚を変化させることで摺動面の特性を簡単にかつきめ細かく調整できる。表面に予めメッキ処理により金属被膜で被覆した粉粒体を用いることで、ネットワーク状の金属が途切れずにほぼ同じ層厚で形成され、安定した導電性を付与することができる。また、金属被膜の膜厚を予め調整すれば、ネットワーク状の金属の層厚を容易にかつ精度よく調整できる。また、摺動材の内部領域にも安定した導電性を付与することができるとともに、ネットワーク状の金属の層厚を変化させることにより電気抵抗が異なる領域を精度よく設定できる。そして、電気抵抗の異なる領域が摺動面の摩耗により露出することで、その変化を検知すれば摩耗の検知を容易にかつ精度よく行うことができる。
用途利用分野 電動モータ、渦巻きポンプ、プランジャーポンプ、タービン発電機、レシプロエンジン
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 学校法人福井大学, . 岩井 善郎, 本田 知己, 米沢 晋, 南 直喜, . 摺動材. 特開2006-057642. 2006-03-02
  • F16C  33/12     
  • F16C  33/14     
  • F16C  33/20     

PAGE TOP