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ホウネンカメムシを用いた生物農薬およびホウネンカメムシを用いた貯蔵食品害虫の生物的防除方法

シーズコード S130010570
掲載日 2013年6月6日
研究者
  • 宮ノ下 明大
  • 今村 太郎
  • 林 徹
  • ポンティップ・ビザラタノン
  • チュウイット・スクプラカン
技術名称 ホウネンカメムシを用いた生物農薬およびホウネンカメムシを用いた貯蔵食品害虫の生物的防除方法
技術概要 天敵として捕食性カメムシ類のホウネンカメムシを使用する貯蔵食品害虫用の生物農薬およびそれを使用する貯蔵食品害虫の防除方法である。生物農薬は主成分としてホウネンカメムシを含むものであれば、その形状、他の成分は限定されない。生物農薬の剤型は制限されず、卵、幼虫、成虫をそのまま生物農薬として用い得る。これらは総体積が小さいため、運搬、保存時の省スペースの観点から好ましい。また、ホウネンカメムシを入れた瓶、またはホウネンカメムシを貼付した小紙片などは、流通面および使用面のいずれにおいても好適である。瓶を用いる場合には、ホウネンカメムシの生育ステージは限定されない。また、小紙片を用いる場合には、ホウネンカメムシの生育ステージは卵が好適である。生物農薬の他の成分としては、ホウネンカメムシの生存および/または生育に影響しないものを、増量剤、保温剤、保湿剤、衝撃吸収剤などとして用いることができる。これらの他の成分の例としては、籾殻、小麦粉、おから、小紙片、繊維、タルク、バーミキュライト、ベントナイト、発泡スチロールなどが挙げられる。
画像

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研究分野
  • 生物的防除
展開可能なシーズ くん蒸剤に代わる食品および環境等への安全性を有する貯蔵食品害虫防除剤および防除方法が希求されている。そこで、従来の化学的防除における問題点および外国産天敵を導入した場合の問題をいずれも解消する、安全かつ効果的な、貯蔵食品害虫の防除資材を提供する。
ホウネンカメムシが主成分であるため、化学農薬に比して、食品への農薬残留がなく消費者に対して安全である。また、オゾン層への影響もないため、環境に対しても安全である。他の外国産カメムシを用いた場合に比して、貯蔵施設内外の生態系に対しても安全である。貯蔵施設という閉鎖環境に適用されるため、野外の生態系に与える影響も極めて少ない。多種の害虫に対して、より長期にわたり有効である。また、ホウネンカメムシが、卵、幼虫および成虫から選択される一種または二種以上であるものを用いれば、貯蔵食品害虫の防除の時期を任意に制御することができ、より効果的な防除を行うことができる。
用途利用分野 生物農薬、ホウネンカメムシを用いた貯蔵食品害虫の生物的防除システム
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構, 独立行政法人国際農林水産業研究センター, タイ王国, . 宮ノ下 明大, 今村 太郎, 林 徹, ポンティップ・ビザラタノン, チュウイット・スクプラカン, . ホウネンカメムシを用いた生物農薬およびホウネンカメムシを用いた貯蔵食品害虫の生物的防除方法. 特開2005-200361. 2005-07-28
  • A01N  63/00     
  • A01P   7/04     
  • A01M  17/00     

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